ネイティブが混乱した文法が面白かった - "is"なのか"are"なのか
先日インターネットでこんな画像を見かけた。
"is"の部分が消されて"are"と書かれ、それがまた消されて"is"に直されているのだ。
意味としては
The use of Cell Phones and Earbuds is Prohibited While you are on the clock 「勤務中は携帯電話とイヤホンの使用を禁止します」となる。
Cell Phones and Earbudsの字面の複数形感が強く、be動詞と距離が近いのでついついネイティブでもareと感じる人がいるようだが、正解はis。
まず意味的に解析すると、この文章ではCell phonesやEarbuds自体は禁止されていない。禁止されているのは、それらの「use(使用)」。
そして「use」は単数なので、「is」が正しい表現になる。
構造的に言うと、元々の文章は
The use is prohibited.
それに情報を追加して
The use (of cell phones and earbuds) is prohibited.という構造になる。
(ちなみにこの場合のuseは名詞なのでユーズと濁らず、ユースと/s/で発音される。)
つまり
Cell phones and Earbuds aren't prohibited.
「携帯とイヤホンは禁止されていない」→これはaren't
だが、
The use of cell phones and Earbuds is prohibited.
「使用は禁止されている」→これはis
となる。
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