チケット制コミケ初参加メモ

c101一般参加したので、参加までの経緯を含めて覚えている限りでメモをしておく。
コロナ禍前のコミケは2007年から欠かさず行っている。
しかしコロナ禍後、チケットによる入場規制後は初の参加になるため、コミケ当日になる前の準備から備忘録がわりに残しておく。

まとめ

  • 過去コミケで始発組やっていた人はアーリー入場を申し込む方が良い

  • アーリー入場の申込期間はコミケ1ヶ月ほど前の数日間のみしかないため、事前にチェックが必須

  • c102は7月上旬に要チェック

  • ブルアカ完売

コミケ前日

コミケへ行くにはチケットがいるらしい

ブルアカの同人誌が欲しいな〜と思い立った。
コロナ禍後の同人活動はオンラインに場を移しており、パトロンサイトでの公開や、書店委託、電子書籍版のDL販売など、手に入れる手段自体は充実してきた。
実際c100は書店委託で済ませている。
しかしc101のブルアカサークルは明らかに夏よりも多くの数が申請されており、委託されない同人誌も多く存在しそう…
2022年はブルーアーカイブの年としか言いようがない一年だったので、やはり現地でそれらの熱を感じたいというのもあった。
ここまで考えを巡らせた時、すでに12/15だった。
今は一般参加でもチケットがいるということまでは知っていたが、ここで初めて申込の期間を調べる。
アーリー入場のチケット申込期間は11月25日(金)13:00~11月29日(火)であり、とっくに過ぎ去っている。
今から取れるチケットは、午前、午後入場の二次申込のみだった。

チケットペイ

コミケのチケットはチケットペイというサイトでしか申請できないようになっている。
チケットペイへ新規登録をしてみるが…TOPからではどこから申請できるのかわからない。
「コミックマーケット」で検索すると、すでに終了している1次申込申請や、過去のc100のチケット申請なども出てくる。
これらを除けつつ、チケットの申請可能なものを抜き出すと、下記のようなものが出てきた。

  • 【先着販売】コミックマーケット101 午後入場(西南) 1日目

  • 【先着販売】コミックマーケット101 午前入場(東) 2日目 (2次販売)

  • 【先着販売】コミックマーケット101 午前入場(西) 2日目 (2次販売)

  • 【先着販売】コミックマーケット101 午前入場(南) 2日目 (2次販売)

午前、午後はわかるがなぜホールごとにチケットの申請が別れているんだ?
公式サイトには「最初に行きたいサークルのある場所を選んでください」とあるが、多くの人にとってサークルチェックがこの時点で終わっているとは考えにくい。
受付時間の枠の問題上、とりあえず東ホールを選んでおくのが丸いと思われる。東だけ早い時間の枠が2枠もある。
こうして、二つ別々の欄からそれぞれの日のチケットを申請する。先着なので、申請するとすぐに発券用のコードが送られてくる。
発券もまあまあダルく、ファミマでしか出来ず、2日分だと発券処理、レジでの支払いを2回分やる必要がある。
正直、チケットペイはかなり使いづらいので、他サイトを使うなり改善に期待したいところ…

webカタログ

チケット発券が完了すれば、あとはほぼ普段のコミケと変わらない(と思っていた。)
webカタログに、チケットの番号を入力することでシルバー会員の機能が使えるらしい。
早速試すが、シルバー会員になっても少し使うと一瞬で機能が凍結された。
シルバー会員は特に意味があるものではないので、webカタログでサークルチェックする人は普通に課金しよう。
コミケ直前は応答速度が落ちたり、お気に入りの管理周りがワンボタンでできなかったり、サークルカットのみの表示がデフォルトになっていなかったり、あまり使い勝手は良くない。
だがそれらの苦痛を乗り越えると、回りたいサークルの表示されたMAPがweb上で表示できるようになる。
これは今のコミケ中で使えるMAPの中で最強に近いので、上手く活用したい。

コミケ当日

当日は、事前に発行したチケットに書かれた時間でビックサイトへ向かうことになる。
ここからの展開は以下の通り。

  1. チケットの所持確認

  2. 検温、持ち物検査、身分証確認、リストバンド配布

  3. (開場前なら)待機場所で待機。東なら駐車場

  4. 順番に入場

1日目(12/30)

午後入場。チケットは南西からのみ。
12:30指定だが、12:30に行くとタリーズの付近からゆっくりと南3.4へ回されることになった。
チケット検査会場は南3.4で、かなりの数の検査列を用意していた。ここで詰まっている印象はなかった。
南3.4から西3.4を経由して、西1.2へ。
この時点で13:00ほど。
ブルアカ島はかなり混雑しており、ほぼ完売していた。やはり午後入場では苦しい。
c100の参加者もとい、チケットの数は8.5万/日、c101のチケットの数は9万/日だそうなので、参加者自体の増加も完売の理由だったと思われる。
ジャンルとしてはゲーム(ネット・ソーシャル)のブルアカとvtuberがかなり混雑していた。
午後入場は気楽だが、チケット取得は気楽ではないところにミスマッチ感があった。
午後は当日券でもあればよいのだが…まだ難しいか

2日目(12/31)

東午前入場10:30。若干の運負け
国際展示場駅から駐車場側へ歩き、東7.8ホールへ。
チケット検査会場は東7.8で、かなりの数の検査列を用意していた。やはりここで詰まっている印象はなかった。
リストバンドをもらうと、駐車場へ回される。
駐車場にはより早い受付時間の午前チケットが並んでおり、10:30開場で先頭から入場していた。
10:30の組は先頭のいた場所へ待機列を作り、10:00の組の後で入場。
東からの入場導線はほぼ変わらない。
11:30ごろ東123へ到着。
やはり入場時点でブルアカ本が完売している。
午前は8:00から11:30までチケット受付時間にばらつきがあり、運の要素が強い。入場時間が午後入場とほぼ変わらない可能性もある。
特定の欲しいものがある人は午前チケットを買うのはかなりリスキーといえる。
入場をチケットで規制しているが、東ホールの男性向け島中は相変わらず隙間もないほどの混雑だった。

過去との相違点

  • 海外専用枠のチケットが存在するためか、両日とも外国人の割合が高く感じた。

  • 一般参加者の密度は減っているが、人気ジャンルの密度はそんなに減っていない

感想

アーリー入場チケットが必要だなと感じた。
元々始発以外で行くことはほとんどなかったので、午前チケットの入場時間では満足に回ることができなかった。
アーリーの申請はかなり早い時期から行われる上、期間も短いのでコミケに行こうと思った時には終了している。
c102でもおそらくひと月ほど前に行われると想定し、7月上旬にコミケット公式を確認しておくようにしたい。