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第一回 2021年ドラフト会議 〜注目選手〜

2月1日号の週刊ベースボールのドラフト特集が販売されたことを受け、本日からドラフトについての投稿を始めます。
主に大学生、社会人の注目選手についての内容になります。
実際に現地に行った時の感想や記事の内容についての私なりの考察について投稿します。

①週刊ベースボールの表紙の選手

大学生
正木智也(慶大)外野手
岩本久重(早大)捕手
徳山壮磨(早大)投手

社会人
廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)投手

高校生
小園健太(市和歌山高)投手
松浦慶斗(大阪桐蔭高)投手
関戸康介(大阪桐蔭高)投手
森木大智(高知高)投手

今回は正木選手、岩本選手、徳山選手について現地に行った時の感想を書きます。

②正木智也(慶大)外野手

右打ちの外野手はプロ野球での主力は広島東洋カープの鈴木選手、日本ハムファイターズの大田選手が挙げられます。
しかし、今のプロ野球では左打者の選手の出場が多く、ましてや外国人選手とのレギュラー争いになってくるので、どうしてもセンターが守れないと出場機会が少なくなっていきます。
なので、右の長距離が打てる右バッターは貴重でもあると同時にレギュラーとして活躍が難しいポジションでもあります。
ここ近年は入団時にサードやファーストのコンバートが多くなっているのは、以前は内野の選手が外野にコンバートしたことで、外野の選手が飽和状態になりました。
コンバートの例で言うと、筒香選手(現レイズ)、梶谷選手(巨人)、近藤選手(日ハム)です。
同時にレギュラーと取ると、長くスタメンでの出場することになっているのもあります。
そして、年俸が高く長打も打てる外国人をレフトやライトで補強となると、ほぼ外野でのスタメンは何か一つ秀でていないとスタメンでの出場が難しいポジションなのです。

その中で、正木選手はタイプは楽しみでもあるのです。
正木選手は外崎選手のような大きな身体ではなく、動きもシャープでありながら、長打も打てるイメージです。
2年生の時に慶応がドラフトでも多くの選手が指名された時代でも5番で出場していたのが印象としてあり、右打ちの外野手は貴重なので、早くから注目をしていました。
※その時に主力選手は2019年のドラフトにおいて多く指名れています。
柳町選手(現ソフトバンク)、郡司選手(現中日)、津留崎選手(現楽天)、植田選手(現千葉ロッテ)

②岩本久重(早大)捕手

2020年のドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに指名された早川投手とバッテリーを組んでいました。
実際に現地で試合を見た時は4番を打っており、打てる捕手はプロ野球の選手では少ないので、注目です。
2021年の活躍次第ではドラフト1位の可能性があるほどのポテンシャルはあると感じました。

プロ野球ではここ近年では捕手は全試合の出場ではなく、併用しながら試合を進めていくのが多くなりました。
その背景には捕手の打撃が以前と比べて低くなっていることが挙げられます。
2000年代は阿部選手(巨人)、城島選手(ダイエー)など、チームの打線に欠かせない選手が多くいました。
ですが、時代がデータによってシフトやフライボール革命の様に野球時代が変わっていっている時の捕手の負担は大きくなっており、また、怪我で離脱をすれば、チームに大きな影響が出ることも含めれば、併用のスタイルは今後も続いていくとは思っています。
特にセリーグはDHがないので、捕手が打てなければ、8番、9番が自動アウトになってしまいます。
私は大城選手(巨人)の様にファーストも守らせながら、捕手でも出場できるというスタイルはセリーグの戦いにおいてはトレンドになるのではないかとも思っています。

③徳山壮磨(早大)投手

徳山選手は2018年に「ミライ☆モンスター」というテレビ番組に出演していたのを見て、それが印象に残っています。
1年生の春からベンチ入りメンバーとして主にリリーフで投げていたのは現地で見て、4年生になった時の成長の伸び代を楽しみにしていた選手です。

大学野球において1年生から出場できる選手はそう多くはいません。
それだけの才能があれば、前段階でドラフトで指名されます。

なので、大学野球の試合の進め方は小技(盗塁、バント)で1点を取りに行く野球をしているのも、長距離打者が少なく、特に下位打線(6番〜9番)は打率もそこまで高くないのが原因です。
村上選手(ヤクルト)や清宮選手(日ハム)の様な選手が大学野球にいたら、スター選手扱いで、1年生から間違いなくスタメンを張れます。

大学野球好きの私としては、スター選手が大学野球に進んでもらえると盛り上がるので、高校球児には進学も視野に入れてほしいと願っています笑



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