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6/2ハナマウイ4-5テイ・エス テック

さて、今日は埼玉県営大宮公園野球場にて都市対抗二次予選 南関東の試合を観戦します。
午後から雨が降るということで試合開始が朝9時と早まりました。私も7時前には起きて準備をして球場に向かいました。前回大宮の球場は行ったことがあったので、その時に座席の一部に屋根が付いていたので、今日は多少の雨でも影響のない球場を選びました。

今日は二試合ありますので、早速第一試合の感想を書いていきます。

ハナマウイ
先発の和田投手(拓殖大)は5回2失点の内容でした。
最速は134kmと速球派ではありませんが、カーブ、スプリット、チェンジアップと緩急を使いながら抑えていた印象でした。
初回はタイムリーヒットを打たれ先制を許し、3回も追加点を許してしまいました。
球威がない分、少しボールが甘い時に痛打をされておりました。
2番手の木村投手(流通経済大)は1回2/3を投げ3失点の内容でした。
先頭打者にヒットを許してしまい、その後送りバント決められ、タイムリーとこの1点は非常に大きな失点となってしまいました。
次の回もランナーを背負いながらの投球となってしまい、スクイズ、タイムリー内安打と徐々に点差を広げられてしまい、ランナー満塁として場面で降板となりました。
3番手の常世田投手(城西大)はランナー満塁の場面からの登板でしたが、ライトフライに抑えました。
4番手の舟久保投手(玉川大)は1回無失点の内容でした。
思えば、投手起用の面でなんとか0で切り抜けていたらと思いましたが、結果論であり、5点差があったからこそ打線が奮起したのかもしれません。

打線は初回から1番の風岡選手(立正大)がヒットで出塁し、2番の角田選手(神奈川工科大)が送りバントを決めチャンスを作りましたが、先制することができませんでした。
1点を追う3回にヒット2本で1アウト3塁、1塁から3番の種子島選手(筑波大)、4番の中野選手(桜美林大)が初回につづき、チャンスで1本を打つことができませんした。
6回、7回もランナーを出しますが、ゲッツーでチャンスを潰してしまっており、送りバントを決めても打者が返せず、強硬策を取るとゲッツーとなかなか攻撃のリズムを掴むことができませんでした。
それでも、5点差を追いかける8回には1番の風岡選手のタイムリーヒットで1点を返し、2番の角田選手がヒットで繋ぎ、1アウトから4番の中野選手が犠牲フライで2点目を入れました。その後も6番の北間選手(作新学院大)がタイムリーヒットを打ち、ついに2点差に詰め寄りました。そして、2アウト満塁として奇跡の逆転へ代打岩井選手(城西国際大)は空振り三振となりました。
9回は四球2つ、送りバントから3番の種子島選手の打席の時にワイルドピッチがあり、ついに1点差に詰め寄りましたが、不運のライトライナーでギャンブルスターを切っていた3塁ランナーは戻ることしかできず、4番の中野選手がライトフライに倒れ、敗戦となりました。

テイ・エス テック
先発の三田投手(八戸学院大)は7回2/3を投げ3失点の内容でした。
右サイドから投げる、最速は137kmのストレート、スライダーを投げる投手です。
初回に先頭にヒットを許してしまいましたが、3番、4番を抑え無失点で切り抜けました。
3回にも1アウト3塁、1塁で3番、4番を抑えました。
6回には先頭打者を四球で出塁を許してしまいましたが、次の打者をゲッツーに抑えたりしており、ランナーが出ても冷静に打たせてとるピッチングが光りました。
しかし、8回にタイムリーヒットで1点を返され、犠牲フライを打たれたところで投手の交代となりました。
2番手の友利投手(東北福祉大)は1回1/3を投げ1失点の内容でした。
アレンという名前が気になったので調べたら、元プロ野球の投手のデニー友利投手の息子さんでした。
四球、タイムリー、ヒットと満塁になりましたが、最後は空振り三振を奪い、最大のピンチを切り抜けました。
9回も制球が定まらず、四球2つから送りバントを決められ、ワイルドピッチと一人相撲状態でしたが、最後はライトライナー、ライトフライに抑えました。

打線は初回に2番の鷲田選手(横浜商科大)がヒットで出塁し、2アウトから盗塁を成功させ、4番の深澤選手(国際武道大)がタイムリーヒットを打ち先制をしました。
3回には1番の阿保選手(平成国際大)が2ベースヒット、2番の鷲田選手がタイムリーヒットで追加点を上げました。
6回にも1番の阿保選手がヒットで出塁し、2番の鷲田選手が送りバントを決め、3番の柄澤選手(国際武道大)がタイムリーヒットと大きな追加点を取りました。
7回には1アウト3塁、1塁とチャンスの場面で9番の三口選手(上武大)がスクイズを入れ、小刻みに追加点を取っていきました。
1発勝負ということもあり、取れる時には点を取っておくという非常に良い戦い方ができたのではないでしょうか。
しかし、5点のリードを投手陣が8回に3点を入れられ、楽勝ムードが結果的に接戦になったので、スクイズの1点などで得点できたことは非常に大きかったのではないでしょうか。

7回まで5点差を流石にひっくり返すのは無理だと思いましたし、書くことが少なくなるかなと思いましが、1点差まで詰め寄り、なおも同点、逆転のチャンスが生まれ結果的には試合内容が濃くなっていました。
野球というスポーツにおいては諦めずに1点を少しずつ返していくことが重要だと思いました。

第二試合は雨が心配ですが、JFE東日本は見たかったチームでありますので非常に楽しみです。
以上

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