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4/13日本体育大学2-3東海大学

さて、本日メインの第2試合の日体大、東海大の試合の観戦になります。
近年では日体大が優勝して全国に行く機会が多いですが、古豪の東海大がリーグ戦前の不祥事を乗り越えどこまで立ち向かうことができるのか非常に楽しみでした。

試合の展開としては序盤、中盤、終盤全てに見応えがあった内容でした。
早速試合の感想を書いていきます。

日本体育大学
先発の宮下投手(日体大荏原高)は3回途中3失点の内容でした。
最速143kmのストレート、スプリット、カーブ、スライダーを投げる投手。
エースの寺西(星稜高)投手が怪我で離脱しているため、第一戦で投げることになっていますが、今日の東海大学打線には捉えられてしまいました。
2番手の箱山投手(日体大柏高)は結果的には最後まで投げ5回2/3イニング無失点の内容でした。
スコアを見返しましたが、四球は2つでしたが、ヒット0という完璧な投球でした。
145kmのストレートにフォークのコンビネーションは昨年よりも進化していると思いました。
コントロールが特によく、ストライクを先行して投げられていたと思います。
昨年からも見ている投手ですが、現時点においてドラフト上位は間違いないと思います。
あとは、先発としてどれだけ投げれられるかです。
日体大はあまり酷使をすることはないのですが、それでも寺西投手の様に大事に起用しても故障したりしているので、非常に起用は難しいですが、個人的には毎週先発で投げてほしい派です。

打線は2回に先頭の4番の酒井選手(東海大菅生高)がヒットで出塁し、バントで送り、6番の黒川選手(星稜高)のファーストゴロが相手のエラーで出塁し、7番の田邊選手(常総学院高)がレフト前タイムリーヒットで先制をしました。
同点に追いつかれも、3回には門馬功選手(東海大相模高)がレフトへのホームランですぐに勝ち越しをしました。
逆転をされた5回の表には先頭の9番の小関選手(札幌大谷高)がヒットで出塁し、2つの四球が絡みノーアウト満塁から3番の門馬功選手、4番の酒井選手が空振り三振、5番の鈴木選手(山梨学院高)が投ゴロに倒れてしまいました。
7回には先頭の9番の小関選手がヒットで出塁しましたが、1番の小林選手(浦和学院高)がバントできず、ヒッティングに変えて空振り、ランナーが刺されてのゲッツーは非常に痛かったです。
8回には1アウトから4番の酒井選手がエンタイトル2ベースを打ち、5番の鈴木選手がヒット打ちますが、酒井選手がホームタッチアウトになり、その後も満塁までいきましたが、代打の中上選手(九州国際大学付属高)が空振り三振で同点に追いつくことができませんでした。
何度も追いつくチャンス、逆転するチャンスはありましたが、東海大学の投手リレーの前では今日は2得点のみでした。

東海大学
先発の岩本投手(市立和歌山高)は5回途中2失点の内容でした。
最速140km前後の左腕投手ですが、現阪神の大竹投手のような投球フォームに見えました。
伸びのあるストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップと途中で降板はしましたが、見ていて可能性がある投手には見えました。
こういう投手は25歳〜26歳で身体をしっかりと作れば、ストレートも常時140~
145kmになり、速球で打ち取れる、まさに大学時代からプロに入って急速が速くなった大竹投手にダブります。
2番手の井上投手(大阪体育大浪商高)はノーアウト満塁の大ピンチからの登板になりましたが、なんと無失点で切り抜けました。
空振り三振2つ、投ゴロで抑えました。
その後も3回1/3まで投げ、素晴らしい投球を見せてくれました。
この試合のMVPは間違いなく井上投手です。
3番手の地崎投手(東邦高)はヒット(結果的にはランナーアウト)、四球で降板しました。
4番手の求投手(東海大相模高)はピンチの場面で登板、先頭に四球を出しましが、代打の中上選手を空振り三振を奪い、ピンチを切り抜けました。
9回も登板して無失点で抑え東海大学を勝利に導きました。
最速147kmのストレートにフォークで空振りを奪う投手で、コントロールには苦しみましたが、勢いのあるストレートで抑えていました。

打線は先制を許した直後の2回の裏に先頭の鵜飼選手(東海大相模高)がレフトにホームランを打ち同点にしました。
また、3回には勝ち越しを許してしまいましたが、すぐに先頭の3番の大塚選手(東海大相模高)が2ベースで出塁し、フライで積極走塁で3塁に陥れ、5番の植本選手(明石商業高)がタイムリーヒット、6番の前の打席ホームランの鵜飼選手がタイムリー2ベースで逆転をしました。
守備では8回にレフトの森下選手(東海大菅生高)がバックホームでタッチアウトで失点を防ぎました。

終わってみれば、2-3のスコアですが、見応えがありましたし、中盤以降は箱山投手の圧巻の投球に対して、東海大学の粘りのある投手陣が印象的でした。

暑さはありますが、引き続き第3試合を観戦します。

以上

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