見出し画像

北海道ガス1-0東芝

本来ですと、金曜日は会社の打ち上げがあったのですが、濃厚接触の社員が発生したこともあり、中止になりました。
そこで、本来一緒に打ち上げする同僚と飯行こうとなったのですが、急遽東京ドームに都市対抗野球観戦に行くことにしました。

5回の表とかの参戦で、夜ご飯を買いに売店に行ったりしていたのであまり野球観戦しておりませんので、私が注目していた東芝の吉村投手(國學院大)を生で観ることができたことが収穫です。

私の評価とすれば、ステイです。
今年のドラフト1位は突出している選手はまだいないので、各球団の補強ポイントに合致する形で指名する傾向が今のところは有力です。

その中で、即戦力投手という意味では吉村投手の実績を考えると入ってきてもおかしくはないのですが、6回5安打1失点、8三振で降板という内容で素晴らしい投球には変わりませんが、相手が北海道ガスの打者ということを考慮し、また敗退をしてしまったことも踏まえると甲子園や秋の大学野球のリーグ戦を見ての比較になると思いました。

スカウトの評価では「社会人NO.1」という球団もあるみたいですが、私の中では実際に生で見た時には確信はできませんでした。

社会人3年目でプロ入りすると、高卒8年目の選手と同じスタートラインになります。
今年7年目、大卒3年目の世代といえば、広島の森下選手を筆頭に中日の小笠原投手、日本ハムの伊藤投手、ヤクルトの高橋投手など、段々と実力をつけていった世代にはなります。
本来ですと、楽天のオコエ選手や千葉ロッテの平沢選手が主力になっていても置かしくはなかったのですが、まだ伸び悩んでいる世代でもあるのです。

しかし、8年目や大卒4年目になると戦力外にもなっていくので、いきなり活躍をしなければいけないという吉村投手には大卒3年目の社会人という目線があるので厳しく見てしまいます。

千葉ロッテに石川投手がいますが、石川投手も同様に東京ガスの大卒社会人3年目にドラフトで指名をされて1年目から2桁勝利をしていますので、前例はあります。

ですので、これからドラフト前に評価を上げられるように頑張ってほしいです。

投げているボールは全て一級品であるのは確かですが、それは社会人野球の投手の中でという目線とプロの世界では違ってきますので。

そして、なんといっても吉村投手を要する東芝に勝利した北海道ガスが何と言っても素晴らしいです。
先発した大城投手(桐蔭横浜大)、補強選手の岩崎投手(法大、日本製鉄室蘭シャークス)のリレーで無失点に抑えました。
打線も長谷川選手(早大)の犠牲フライの1点のみで守り切りました。

選手はもちろんのこと、キツネダンスで応援をした応援団、北海道という会社にも関わらず多くの人が北海道ガス側で応援をした方、色んな人が選手の後押しをしたことによって番狂わせが起きたのではないかと思います。

途中参加で1時間15分くらいしか現地に滞在していなかったですが、素晴らしい試合でしたし、北海道ガス側のチーム券で応援できたことが何よりも助かりました。



明日は東京ガスの試合の現地観戦ですが、こちらはしっかりスコアをつけて観戦しますので、詳細は細かくなります。

最後に一緒に観戦した同僚は普段は同じヤクルトファンですが、都市対抗野球は初観戦ということで応援だったり球場の雰囲気などに驚きと共に、「良かった」という感想をもらえたことが何よりも嬉しい限りです。
アマチュア野球で頑張っている選手には本当に勇気をもらえますし、特にプロに指名されてレギュラーとなっていく歴史を初めから見ることができるという、まるでアイドルの成長のような目線になるので、非常にアマチュア野球というのは観戦すると面白いのです。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?