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クオーターライフクライシス

一つ年を重ねる度に1日が早くなってきており、気がつけば11月になりました。
2021年が後2ヶ月で終わると思うと、本当に1日1日が大切になっているということを実感します。

いつもは野球に関する記事を書いておりますが、今日は読書の秋ということもあり、最近読んだ本について書いていこうと思います。
#読書の秋2021

題名に書いています「クオーターライフクライシス」という言葉が私にとって2021年は常に悩まされてきました。
「クオーターライフクライシス」とは「20代〜30代に突如訪れる人生の停滞感 」を指します。
私は現在27歳で今月28歳の誕生日を迎えます。

2021年は特に大きく変わった年でもあり、まずは転職から始まり、住む場所も変わり、そこから転職した会社では新しいプロジェクトの責任者を任されたりたりして、本当に激動の1年になりました。
プライベートでも仕事終わりにはカフェに篭って勉強したり、土日は野球観戦やバドミントンをしたりなどぼーっとする時間がないくらい詰め込んでおります。

そんな中でもやはり「クオーターライフクライシス」が私を襲ってきます。
今の収入で将来は大丈夫なのか?結婚はいつするのか?今後のキャリアは今のままで良いのか?住む場所はどうするのか?今の地位に満足しているのか?周りと比べて私は充実しているのか?などなど30歳を目前にして日々焦っている自分もいます。

そんな話をポッドキャストのゆとりっ娘たちのたわごとの第68回「20代後半のもやもやは、土星のせいです」と聞いていただけると同世代の人たちには共感できることも多いのではないでしょうか。
#ゆとりっ娘たちのたわごと

そんな様々な悩みを抱えている時には読書というのは答えを見つけてくれるツールになっております。
最近は前述にも書きましたが、新しいプロジェクトの責任者を任されたこともあり、リーダーとして何をすべきなのか正直分かりません。
「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」という言葉の様に私が今まで経験したことをそのままやってしまうと、良い部分もありますが、やはり自分の嫌だったことも押し付けてしまう可能性もあります。
なので、歴史に学ぶという意味で読書をして、そこから学び、職場で実践していくことが重要であります。

そんなリーダー経験の浅い私が読んだ本を2冊紹介します。 

まず、リーダーとして大切なことは部下が活躍できる環境を整えることであると思っています。
その為には話せる環境づくりが全てであると学びました。それが心理的安全性や人が集まる職場ではないかと思います。
部下の「成長感覚」の風を吹かせる為には、リーダーやマネジメントする側が部下に対してどれくらいの熱量で接するかどうかで変わってきます。 
部下がやっていることに対してすぐに否定したり、感情に任せてミスをしたときに怒ったりしていると、部下は萎縮してしまい話せる環境が作れずに、報連相ができなくなり、結果的にミスの連鎖が続くのです。
だからこそ、リーダーは話せる環境を作ることによって、ミスに対して事前に察知して防止することができるのです。

私は転職組ということもあり、正直なかなか社内に馴染めませんでした。新卒からですと、周りの環境や人間関係を考えますが、転職を1度でもすると「別に嫌なら転職すれば良いか」という考え方になります。
なので、社内の人間関係に対してもそこまで深入りはせずに自分自身のクオーターライフクライシスに対して向き合うことに徹していました。
実際に8月くらいに転職活動もしておりました。

しかし、私の中で大きく変わった出来事が2つ起こりました。
一つ目は私の出した提案に対して社員が猛反発したこと
二つ目はバドミントンサークルに入ったこと

一つ目の私の出した提案に対して社員が猛反発したことは、私自身が社内に対してさほど興味がないにも関わらず、自分のキャリアを優先したことによって足元を見ていなかったことにより起こったのではないかと分析しています。
そこまで社員とコミュニケーションを取っていなかったにも関わらず、とりあえず実績がほしいと自分中心になって、提案をごり押ししてしまったのです。
その日の週末に「どうすれば良かったのか?」をひたすら考えました。
私は煮詰まると知らない土地に行って散歩をすることが多いです。
なので、ちょうど「荒川」に行こうと決め、江戸川区に急遽いきました。

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#実際に行ったのは中川です笑

川を見つめながら、「やはり社員の人たちと向き合わないといけない」と思い、翌週から自分から雑談をしたりなどコミュニケーションを取る様になりました。

二つ目はバドミントンサークルに入ったことは、私はそこまで上手くはないですが、元ソフトテニス経験者ということもあり、多少は打てます。初心者の人と試合をした時に、実力差があることは明白です。そんな時に私は自分から相手の実力に合わせラリーを続け、相手が得点したときは手を叩いて「ナイスプレー」と言ったりしていました。

私は自分の実力にあった人でないと理解してもらえないと思っていました。それは仕事でも同じことで、自分の言ったことは理解してもらえないと語彙を絞って話をしておりました。
ですが、二つの出来事から分かったことは「自分から歩み寄る」ということです。これは自分の実力を落として相手に合わせるということではありません。
自分が歩み寄ることによって相手が成長すれば、自分が求めていることができるということです。
バトミントンも初心者の方が上手くなればラリーが続き、自分の実力の100%出せます。
それを仕事に応用して、「まずはコミュニケーション」と決め、そこから段々と自分の意見を言っていこうと決めました。
その結果、新しいプロジェクトの責任者を任される様になりました。

8月の転職を考えていた自分とは180度変化しました。社内を良くするにはどうすれば良いのか?ということを社員目線で今では考える様になりました。

ですが、まだまだ未熟ですので、ヒントは読書で得ようと思っています。私は空き時間があればKindleで本を読み、土日は月に2回はスタバ蔦屋に朝から篭って読書をしております。最新の情報はスタバ蔦屋で収集しております。

「クォーターライフクライシス」はおそらく30歳になるまで常に付き纏ってくると思います。
しかし、それはマイナスではなく、むしろプラスです。今の自分に足りないのはないかを常に考え、それを改善していけば良いのです。

一人で悩んでも答えは決して出ません。そんな時は「読書」が答えを導いてくれると思います。
私の好きな言葉があります。
「窓辺で読書も悪くない」

以上です。次回は野球に戻り、CS(クライマックスシリーズ)について書いていきたと思います。

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