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5/25Honda4-3鷺宮製作所

さて、13時からの第二試合は負ければ今年の都市対抗の本戦が崖っぷちになる対戦カードです。
その対戦カードがまさかの今年から東京に加入したHondaと鷺宮製作所です。
どちらも強豪です。
昨日はセガサミーが敗退するという波乱が起きていますが、これが東京の厳しさというものなのでしょうか。

負ければ終わりという試合の中でどのような試合になるのか観戦する側は非常に楽しみでした。

では早速試合の感想を書いていきます。

Honda
先発の東野投手(駒澤大)は7回3失点の内容でした。
最速137kmのストレート、カーブ、チェンジアップと緩急を使って抑える投手です。
駒沢大学の時から見ていますので、非常に思い入れのある投手の一人です。
2回には得点圏にランナーがいましたが、ホームに返すことなく無失点で切り抜けました。
しかし、3回に2アウト3塁、1塁で4番の野村選手にインコースのストレートが甘くなり3ランホームランを打たれました。キャッチャーもインコース要求でしたので仕方ない部分もあると思います。
それでも味方が同点にしてもらった後のイニングもピンチを切り抜け、6回にはスクイズを見破りランナー3塁をアウトにして、後半は良いピッチングができていたと思います。
2番手の中村伊投手(白鴎大)は2回無失点の内容でした。
最速137kmのストレート、右打者の外に逃げるチェンジアップが武器のの左腕投手です。
いきなり2ベースヒットを打たれましたがピンチの場面でチェンジアップを振らせ空振り三振で切り抜けました。
9回もヒットは打たれましたが最後はセンターフライに抑えました。

打線は3回に2アウトから四球、ヒット、死球で満塁のチャンスを作り、3番の鈴木選手(國學院大)はセンターフライに倒れ先制することができませんでした。
3点を追うことになった4回には先頭の4番小口選手(東洋大)がヒット、5番の藤野選手(立教大)がヒットで繋ぎ、6番の山下滉選手(亜細亜大)が送りバントを失敗しました。ここは非常に痛かったです。それでも8番の山本選手(上武大)がタイムリーヒットを打ちました。その後満塁を作り、1番の三浦選手(大阪経済大)がセカンドゴロに倒れ1得点のみとなりました。
4回には2番の辻野選手(白鴎大)の3ベースヒットからチャンスを作り、相手の投手交代がありながらも、初球偽装スクイズで1塁ランナーを2塁に進め、4番の小口選手がタイムリーヒットで1点差に詰め寄り、5番の藤野選手のタイムリーヒットで同点にしました。
7回にはついに3番の鈴木選手がソロホームランを打ち、ついに逆転をしました。
そのまま逃げることができました。

鷺宮製作所
先発の渡部投手(明治大)は4回0/3を投げ3失点の内容でした。
最速147kmのストレート、カーブ、スライダー、スプリットで抑える投手です。
右打者へのインコースから曲げるスライダーは非常に良かったです。
3回には四球をきっかけに初ヒットを許し、その後満塁まで迎えましたが、センターフライに抑えピンチを切り抜けました。
4回にはタイムリーヒットを打たれ1点を返されましたが、満塁のピンチを切り抜け最小失点で凌ぎました。
しかし、5回に3ベースヒットと死球を与えてしまい降板となりました。
2番手の山越投手(拓殖大)はピンチの場面から登板することになりました。
結果的には2/3を投げ、自責点は0でしたが、4番、5番に連続タイムリーを打たれの小口選手にタイムリーヒットを打たれ同点にされました。
3番手の木村投手(平成国際大)はランナー3塁の場面から登板し、無失点で切り抜けました。
その後もマウンドに上がりましたが、7回にソロホームランを浴びてしまい、結果2回1/3を投げ1失点の内容でした。
昨年ドラフト候補で150km右腕として紹介されてはいましたが、最速は137kmで変化球でかわすピッチングという印象を受けました。
4番手の中島隼投手(城西国際大)は2回無失点の内容でした。
最速151kmのストレートで押す本格派投手です。
1年若かればと惜しい人材です。4年目の投手がドラフトで指名される確率はものすごく低いので、昨年に活躍できていればと見ていて思いました。

打線は2回に先頭の4番の野村選手(拓殖大)がヒットで出塁し、5番の橋本選手(城西大)が送りバントを決め、6番の木代選手(創価大)は死球となりましたが、後続が打つことができず先制とはなりませんでした。
3回には相手のエラーもあり、2アウト3塁、1塁から4番の野村選手が先制の3ランホームランを打ちました。
同点に追いつかれた5回に1番の中島優選手(日本体育大)がセンター前ヒットを打ち、2番の藪井選手(国士舘大)が送りバントを決め得点圏にランナーを進めましたが、その後凡退し勝ち越すことができませんでした。
7回にはスクイズを相手にウエストされ、3塁ランナーがアウトになった場面は痛いですが、これがあるのがスクイズという作戦になるので仕方ないです。
それが結果的に相手に流れを渡してしまった要因になりました。
それでも7回の攻撃に2アウト2塁、1塁とチャンスを作り、代打を送りましたが、西浦選手(筑波大)がショートゴロに打ち取られ同点に追いつくことができませんでした。
8回には先頭の木代選手が2ベースヒットを打ち、得点圏に進めましたが、相手投手を打ち崩すことができず1点差を詰めることができません。
そして、9回もランナーを出すも、センターフライに倒れ試合が終了しました。、

この試合は非常にチャンスを作ることが多く、シーソーゲームでした。
一進一退の攻防で気がつけば1時間後に始まったヤクルト対中日と同時刻まで試合を行っていました。
なので、非常に内容が濃い試合となりました。

明日は6大学野球の試合を観戦する予定です。

以上

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