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日本通運2-6セガサミー

私は気づいたのです。
Twitterでセガサミーのチーム券が大行列という情報があったので、なら日本通運側で観戦しようと後楽園駅に着いて3塁側を目指して歩きました。
なんと、日本通運側もチーム券を求めて並ぶ行列

しかし、球場内に入ると、内外野ともに満員ではありませんでした。

土日、どちらも関東のチームなので多くの人が来場すると思ったのですが、行列に騙されました。
むしろチーム券だからこそ球場に来ている人がほとんどではないでしょうか。

今回、座席が最高で隣がいない一人席の場所で観ることができました。
スコアブックを片手に観戦するスタイルです。



では早速日曜日の第三試合の感想を書いていきます。

日本通運
先発は前田投手(専修大)は146kのストレートと大きく割れるカーブが武器の投手です。
しかし、1回から2アウト2塁から3連打で3失点は非常に痛かったです。
2回からは無失点に抑え、結果的には5回3失点で降板となりました。
2番手の古田島投手(中央学院大)が誤算でした。
ストライクが全く入らず押し出しを含む四球3つを出し降板となりました。
都市対抗に魔物が住んでいました。
満塁で和田投手(富士大)が出てきても止めることができず5点差まで広げてしまいました。
その後も失点を重ねてしまい、流石に6失点差では打線が追いつくことができませんでした。

打線はチャンスは作るが1本出ない、ゲッツーという最悪な流れになってしまいました。8回に4番の北川選手(創価大)がホームランを打ちましたが、その前に何度もチャンスの場面で凡退したのは非常にもったいなかったです。
4番というのは、ここぞという時に打てる打者です。2度の得点圏の中で1本打てれば違った展開になっていたのでは間違いないです。
4番だからこそ求められるレベルは高いのです。
私の中では添田選手(明治大)が2安打を打っていたのが印象的でした。
明治大学の時によくスタメンで出場していたのは見ていたので、日本通運に進んでも尚レギュラーとして活躍しているのは素晴らしいことです。

セガサミー
先発は草海投手(上田西高)
6回111球と中3日の中でも粘り強いピッチングができたのは素晴らしいです。
これぞ「エース」と呼ばれるピッチングです。
特に4番の北川選手をノーヒットに抑えたことが無失点で切り抜けたポイントになったのではないでしょうか。
私は草海投手の登板の観戦が3度目ですが、全て安定感があり、崩れているのを見たことがありません。
スカウトの方、ローテーションにどうでしょうか。
ただ問題ないのは、5点差ついているにも関わらず、ヒヤヒヤの投球が続いた中継ぎは喝です。
このままだと草海投手に負担が増えてしまいます。
とにかくストライク先行です。2ボールスタートは長打を打たれます。

打線は初回から3点をとり、優位に試合を進めることができました。
4番平田選手(立正大)、5番北川選手(福井工業大附属福井高)、6番中川選手(近畿大)の3連打は素晴らしいです。
また守備もピンチの場面でゲッツーをしっかり取っていたのは素晴らしいです。
ゲッツーの場面で当たり前の様にゲッツーを取るというのは難しいものですが、しっかり基本から忠実にできているからこそ、いつものプレーができるのではないでしょうか。

そして、試合が均衡した時に6回にも追加点を奪い、5点差に広げたのは素晴らしいです。
完全に試合のペースを握っていました。
後は、草海投手以外の投手がマウンドに上がった時のピッチングにかかってると言っても過言ではありません。

最後に、今回申し訳ないのですが、7回で帰宅しました。
想像以上に試合時間が長かったこともあり、家に帰って洗濯をしたかったので、切り上げました。
特に日本通運の投手の6回の四球3つを見ていると、正直セガサミーが勝利したと確信したのもあります。

しかし、9回の日本通運の粘りは想定外でした。
もし逆転をしていれば、私の見立てが間違っていたということで明日からの都市対抗野球観戦を辞めようと思ったくらいです。
途中で帰宅するというのは私の中では勝敗を確信した時です。
それが間違っていれば、私の勉強不足なので、一から勉強をし直すつもりでした。

ですが、都市対抗野球に出場しているチームでも2番手以降になるとぐっとレベルが落ちる場合もあるということは学びましたし、最後の最後まで試合は分からないということなのです。

さて、火、水、木の3日間は仕事が終われば、すぐに東京ドームに向かおうと思います。
月末なので、仕事は忙しいですが、なんとか終わらせます。

以上


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