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10/14明治大学2-5慶應義塾大学 

ドラフト会議まであと2週間と迫る中、ドラフト候補、特に大学生にとっては最後のアピールとなります。
最後の最後まで分からず、まくり1位での指名もあり得るので、今週の土日がおそらくアピールできるチャンスです。
そんな中、私はTOEICも終わり、そして、ドラフト予想もしているので、久しぶりに6大学野球の観戦に行きました。
この日はプロ注目の選手、ドラフト1位候補、来季のドラフト候補もいますので、2試合観戦をします。

では、早速第一試合の感想を書いていきます。
明治大学
先発の村田投手(春日部共栄)はなんと初回に5失点という大乱調でした。
その後は立て直し、無失点でマウンドを降りましたが、大学野球の試合の展開では逆転をするのが難しかったです。
村田投手はドラフト候補で上位もあるかと思いながら見ていましたが、下位の方であれば可能性はありますが、縛りをしているとプロ入りは難しいかなとは思いました。
阪神の村上投手が東洋大学の時の投球術には似ているので、入る球団で、数年見てくれる球団があれば、十分に成長できると思います。
2番手の高須投手(静岡)は3回無失点の内容でした。
身長は192cmあり、その長身を生かしたカーブは武器です。
まだ2年生ということもあり、来年の春からは先発としてマウンドに上がれば面白い存在だと思いました。
3番手の大川投手(常総学院)は2回無失点の内容でした。
149kmのストレートを武器にスプリットで三振を奪うなど本格派の投手です。
高須投手同様に2年生ということもあり、今後が楽しみです。

打線はチグハグな攻撃が目立ちました。
ダブルプレーが2つあり、先頭打者のランナーの出塁が2回しかなかったりして、なかなか相手投手を打ち崩すことができませんでした。
明治打線は3番の宗山選手(広陵)、4番の上田選手(愛産大三河)の前にランナーを溜めて打点をあげるので、今日の試合は1度しかランナーがいる展開でしか回すことができませんでした。
その1回が宗山選手のダブルプレーです。
今日は、5失点の中で追う展開でしたので、早打ちが目立っていました。

慶應義塾大学
先発の外丸投手(前橋育英)は9回2失点の完投勝利を収めました。
球速はストレートも140kmそこそこですが、カーブ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を内角、特に左打者に対してのコントロールはずば抜けていました。
要警戒の宗山選手、上田選手をノーヒットに抑えたことが勝利を手繰り寄せた投球になったと思います。
5点のリードがあったこともあり、粘り強く投げて、相手のペースに渡さない投球は素晴らしかったです。

打線は、初回の5点が全てです。
村田投手が良くなる前に連打で先制攻撃はお見事です。
守備はエラーはありながらも、ゲッツーを取ったり、外野のファインプレーがあったりと、しっかりとしたプレーができているからこそ、2回以降はヒット3本という中でも逃げ切ったのだと思います。
ストップザ明治をするのは慶應しかないと思いますので、明日の試合も楽しみです。
夏の甲子園は慶應フィーバーですので、このまま大学も慶應がフィーバーになることを願っています。

さて、プロ注目の選手が多数出場していました。
ここでは4年生のみの評価にしたいと思います。
明治大学
上田選手は私の中では西武のドラフト1位だと予想しています。
今日の試合はノーヒットですが、アウトのなり方は悪くはないので、プロでも対応はすぐにできると思います。
現地で見ていても思いました。
村田投手は前述通り、下位指名ならあると思います。
慶應義塾大学
廣瀬選手(慶應)はファーストという守備ということもあり、また例年通りの慶應出身の大学生の指名が2位が多いので、廣瀬選手も2位でならあると思います。
ただ、ファーストの守備という部分だとパリーグの指名になると思います。

10月の中旬で日焼けしそうな気温は異常過ぎますが、外野席で引き続き観戦をしていきたいと思います。

以上

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