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12/8セガサミー1-2Honda熊本

ついに今シーズンの野球観戦が終了いたしました。
一時はコロナ禍で無観客開催もありましたが、なんとか観客を入れることができ、都市対抗野球大会ではブラスバンドの演奏など、コロナ前の状況での試合を見ることができたのは非常に嬉しく思います。
来年は満員の都市対抗野球大会が開催できるようになってほしいです。
※1日パス復活を切に願います。
さて、決勝では東京ガスが勝利し幕を下ろしましが、有給を使って観戦した準決勝は書いていないので、早速試合結果について述べていこうと思います。

注目ポイント❗️

セガサミーの打線にどこまでHonda熊本が粘れるかどうか
社会人野球は先制点が大きく試合を左右するので、どちらが先制するのかは見ものです。

試合内容

どちらともに投手が粘り、4回まで無失点と好投しました。
試合が動いたのは5回の裏、Honda熊本9番中島選手(筑波大)のセカンドゴロの間に1点を先制しました。
その後も0行進で進み、9回の表にななななんと、セガサミーの7番中川選手(近畿大)が同点のホームランで追いつきました。
このままセガサミーの流れになるかと思いましたが、9回の裏、先頭の4番の古寺選手(関東学院大)がサヨナラホームランという劇的な幕切になりました。

具体的な考察

セガサミー
先発の草海投手(上田西高)は8回1失点と好投しました。
168cm / 63kgと野球選手としては小柄ですが、オリックス山岡投手を彷彿とさせるキレのあるストレート、スライダー、カットボール、ツーシームと緩急を使いながら抑えていくスタイルに見えました。
2番手の陶久投手(東京農業大北海道オホーツク)は先頭の古寺選手にホームランを打たれて敗戦投手となりました。
やはり社会人野球の1発勝負という難しい采配になりました。
投手交代が正しかったのか。119球投げている草海投手を続投させた方が良かったのか、結果が結果なだけに悔いの残る采配になりました。
プロ野球はクローザーという地位があるので、安心感はありますが、9回同点の場面で登板をした陶久投手は責められません。
どれだけのプレッシャーの中、準備をしてマウンドに立っていたのか想像するだけでも辛いです。
また、来年出場する機会があればリベンジ投球を期待しています。

打線は序盤で先制できれば、もっと楽に試合を進めることができたと思います。
1回〜5回まで毎回ヒットを打ち、チャンスを作りますが、後1本が出ませんでした。
4番の根岸選手(日本大)は前の試合ではホームランを打ちましたが、今回は良い場面で1本でなかったのは非常に大きかったです。
なんとか9回に追いつきましたが、追われる展開の流れに投手に大きなプレッシャーを与えていたと思います。
特に先制を許した6回は10球で三者凡退と焦りが見えていました。
その影響は大きく、7回11球、8回9球と同点に追いつかないとと自分達の野球を見失っていた印象でした。

Honda熊本
先発の片山投手(駒澤大)は9回1失点の完投勝利を納めました。
スリークウォーターから繰り出される145kのストレートは威力十分でした。
連打を許したのは9回の同点ホームランの後のヒットのみで、四球も1つと無駄なランナーを出さなかったことが、9回のくまモンびっくりのサヨナラホームランを生んだと言っても過言ではありません。
序盤のピンチを抑えたのは素晴らしいです。

打線は少ないチャンスをものにしました。
ヒットは4本、四死球は3と投手戦の中でも先制したのは非常に大きかったです。
後は何と言っても古寺選手のサヨナラホームランです。私も何度も現地に足を運んでいますが、2アウトから同点ホームランを打たれて完全に流れはセガサミーの中で先頭でホームランは驚きと同時に、拍手喝采です。
本当に良い試合を見せてくれました。
ありがとうございます。

感想

私は社会人野球の魅力は段々と主力選手と同じ年齢になっていき、後輩からの脅威に耐えながらも試合に出場している姿を見ると「自分も負けてられない」と思います。
1993年生まれの私は、Honda熊本の片山投手と同じ年でもあります。
大学卒業してから6年は中堅にもなっていき、後輩の見本となる年齢であると共に経験もしてきているので、ある程度自分のプレーが思い通りになる時期でもあると思います。
実際に最近バドミントンをしておりますが、正直高校生の時よりスタミナはないですは、経験という意味では早くミスを改善するための方法やプレーの振り返りという上手くなるために必要なマインドやスキルはあるように思います。
ですので、同じ年の選手が社会人1年目、2年目のプレーとは違い、6年目の熟練さが見えるのが見ていて非常に面白いです。
これが30代とかになるとまた見る景色が違うのかもしれません。
ですので、社会人野球を見るときは今の自分の置かれている仕事の状況などを照らし合わせるとより違った見え方になるのでおすすめです。

明日は第二試合のNTT東日本対東京ガスの試合について書きます。
この試合は私の思いが爆発します笑
以上


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