NHKシン・キングが面白い

今日、たまたまテレビを付けたらシン・キングという番組がやっていた。信号待ちの車のクラクション音がうるさいインドのムンバイ。犯罪件数が多く昼間でも人通りがまばらなベネズエラの首都。実際にあったエピソードをもとに、どのように課題が解決されたかタレントやshowroom前田さんらが謎解き形式で回答していく。

問題の設定も面白いし、出演者の回答も鋭いものから適度に的を外れた笑えるものまで。前田さんの回答はさすが。

ムンバイでは信号機に騒音計が取り付けられ一定以上のデシベル数を超えると青信号に変わるまでの時間がリセットされる。信号が変わるまでの時間とデシベル数の両方が可視化されていることで運転手たちは早く先に進みたければ静かにしているしかないことを悟る。運転手たちにとっての嫌なこと回避という切り口で見事に解決。

ベネズエラでは警察官の数が定員の30%と少なく、パトカーはあるが予算が少ないため修理ができない。そんなベネズエラの首都で犯罪の発生件数を減らす工夫、それは壊れたパトカーを綺麗にしてランプだけは点灯するようにして交差点等に設置するというもの。 これが抑止力となり犯罪件数は減少。遊休資産の活用という点で素晴らしいアイデア。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?