気まぐれ

忘れないでほしい
ぼくがここにきた時のことを
あれからしばらくの時がたち
ここに慣れてしまったけど
たしかにぼくは
よそからここにきたのだ
忘れないでほしい
ぼくは約束などしてないことを
何も告げずにどこかへ行って
ある日突然帰ってくるかもしれない
いつも気まぐれで生きていることを
忘れてはいけない
ぼくはぼくがわからなくなって
何を大切にすれば良いかもわからなくなっていることに
決してぼくに期待せず許してはいけない
そよ風のように抱きしめ
無視してほしい
そうあってほしいと思うことがたまにある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?