SNSは人の痛みを忘れさせた

壊れていくのを漫然と見送っていた。
そんな過去が自身にあるのを知っている。
今では、終戦100年後に他人や自身の痛みすらも忘れた子供たちが、花や虫や人を殺している。
そんな光景がこれから何十年にもわたって広がっている。遠くの世界から何かが壊れる様を見たいという我々の思いが積み重なり、我々はピストルを持ったスパイか鶏を崇めるようになった。
それは、何十年も前に
インターネットの荒波に飲まれたことにも気づかずに。

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