用例オフ会in関西の話

関西で用例の集まるオフを企画してます! ご都合どうですか?
6月の終わるころ、コミュニティ内のRyoheiさんからお声がけいただいた。

Ryoheiさんはいつもコミュニティ内で優しくフォローしてくれる。
コミュニティに入った時も、ぼくのコメントなどから「こういうのが好みだと思うので一度目を通してみてください!」とスレ紹介したりしてくれた、
紹介したスレのアクセスが出るたびに彼の口座にお金が振り込まれているのだろうかと思うくらい細やかなフォローをしてくれたおかげでぼくは目立たないようコミュニティ内に存在できているのだろうと思う、いつもありがとう。
そのRyoheiさんからオフ会のお誘いがきた、オフ会なんて昨年の大忘年会(https://note.com/daigororz/n/nf5fbebd86f80)こそ行った(一応仕事でだけど)けど、それ以外となると10数年ぶりの響き(ちなみにその時はモンスターハンターのギルメンオフ会)だった。楽しいことに飢えてるので即レスで参加。昼と夜の2部制で夜は屋形船とのこと、楽しそう!ちっちゃいのは乗ったことあるけど大人数となると味わいはまた違ったものになるハズ、これは行きたーい!と思ったけど実は船が苦手。三半規管ちょっと弱いんよね、そこまで家を空けるのもだし泣く泣く断念して昼の部だけ参加することに。

当日、お昼の会場に向かって電車に乗る。今回のオフ会名目は用例仲間(自分が仲間認定されてるか定かではないが)のシズきちさんがアイルランドにお引越しされるとのことでその壮行会。なのにノー準備で当日を迎えたためなにかできないかと急遽電車乗車時間8分程で考える。
・たしか会場近くに花屋があった気がする…
ひとりで車に乗るときに聞くCDに花屋の話があったなぁ…
花1輪とかあげたら、用例だし面白いかな?
花の見た目確認して、同じっぽいやつあったら買おう!
ここまで考えて電車を降りる。

ここで最初の問題が発生、駅から花屋まで行くのに待ち合わせ場所というか昼の部会場の目の前を通る、というか花屋は会場の隣だった。ひとりで花屋に入っていく40代中年男性の姿を他の用例たちに晒してしまうのか…⁉
しかし問題はすぐに解決(?)、恐らくわたしの容姿を知っている人はいないハズ、大忘年会に来ていて見たことのある人はいるかもしれないけれど流石に半年以上も前の話だしそんなに目立った行動もとっていなかったハズなので覚えてはいまい、いちど他の通行人に紛れて通り過ぎウインドショッピングしている一般人として振る舞いそのまま花屋に入る。
あった!それっぽいやつ!入ってすぐのレジ横に置いてあった、

グロリオサという花らしい。何度聞いても覚えられないしホントにこの花かは知らん

ここで水○さんのようにメタモン発生!
とはならず、ふつうに「あ、この花を1輪だけください、今日会う人にプレゼントしたいんで。」と購入。アタシ、こういうことはできるんよね。
まー自分用じゃあないし、目的あったからというのもあるんだろうけど。

花を購入し、シレッと集合している用例たちに近づく。
「こちらでよろしいんでしょうか?」
今考えたら、そんなもん知らんよ!と言われておかしくない言い方だった。しかし用例同士、通じるもんなんだね!用例バンザイ!
あ、そうですよ!
なんで通じた⁉
さておき合流に成功。お店のオープンまで炎天下の中10分ほど待ち入店。
名前は伏せるが自社でクラフトビールを醸造しているお店。中~重度の用例なら名前を聞いたことがあるクラフトビールのブルワリー直営店で開催。
2Fのテーブルに20人近い予約をとっているとのことで通される、ざっくり座っていくけれど、みなさんどうもコミュニティ内でそれなりに交流をとってらっしゃるみたいでなんとなくお話しやすいグループがあるのかな?座ってすぐに会話が弾んでる。(もしかして、自分だけが交流できてない感じなのか…⁉)と思い、一番端の誰も座りたがらなさそうなお誕生日席に座る。まぁここならとりあえずニコニコ座っていれば何とかなるだろう…。

忘れないうちにお花だけ渡しておこう!とシズきちさんにお花を渡す、それなりに喜んでもらえたようには思うけど、(やっぱり邪魔かなぁ…ネタを盛り込むんじゃあなかったかなぁ…)と反省する。なんか最近よく思いついたことを行動に移して関連する人たちに迷惑をかける、ということが多い気がする。自分がこうしたら相手は喜んでくれるんじゃあないだろうか、と考えて行動した結果余計なお世話というかタイミング悪いというか。そういうことになっていないか花を渡した後に不安になってきて考えないようにビールを喉に頭に流し込む。アルコールでこういう気持ちをごまかすのも良くないよね、これ書きながら(氷結飲みながら)反省。

ぼちぼちアルコールも回りはじめてほろほろといい感じになってきたころ、だいぶ皆さんとお話もできるようになってきた。あんまり席移動しなかったのでお話できた人数が少ないのだけれど、それぞれのお仕事とか勉強とかちゃんとやってきた人たちなんだなぁとつくづく感心した(語彙力の無さ!)。
学べることが多そう!と色々聞いてみたりしたけど、こんな40代半ばのおっさんからしょうもないこと聞かれて皆さんうんざりしていなかっただろうかとこちらもあとから反省。みなさんゴメンね!
とはいえこれだけ趣味の合う(合ってるのか⁉)ひとたちと飲むこともそうそうないのでめっちゃ楽しい!
そもそも普段の友人知人関係でゆる言語学ラジオリスナーはひとりもいないしポッドキャスト聞いてる友人すらいない、妻はうっすら知ってはいるけれど直接的には言及していないし、大きい睾丸を持っただのウンコおしっこシリーズだの「いくよー、デカパイ!」とかでゲラゲラ笑っているコンテンツを積極的に薦めるつもりはつもりは毛頭ない、
つまりわたしの趣味は公言できないのだ。
そんな趣味のコンテンツが好きだという奇特で珍妙な人と交わす会話が楽しくないハズがあろうか!いや、ない!
もう2023年は半年以上過ぎたけれど、間違いなく今年一番楽しい時間だった。

楽しい時間も終わりは来る。というかランチの時間にそんな大人数でテーブル陣取るなよ、と怒られても仕方がない(その分ビールは飲んだけど)。
お会計を済ませ、店の外に出る。
誰が言い出したか、みんなで集合写真でも撮ろう、ということになった。こういうのも、悪くない。
誰が言い出したか、堀元さんが写真撮るときのポーズにしよう!こういうのも、悪くない。
写真載せようと思ったけど流石にマズいかもしれないのでやめておいた。
夜の部はまた別であるけれど、わたしはここまで。めっちゃ楽しかったけど、酒の勢いもあり(なにか爪痕を残さねば…!)と思考が暴走する。
じゃあ、いったん解散で…となった瞬間、……これだッ!
じゃあ、今回も終わりにしましょう、ありがとうございました!
渾身の堀元モノマネ!



スベッた



翌日。
以前よりさけゴリラさんが「灘の蔵元にいきたい」ということをコミュニティ内でおっしゃっていたので、わたしの家の近所ということもありお連れする、という約束をしていた。
美容室の予約をしていたこともあり、昼前に待ち合わせ。この日はさけゴリラさんとXEGASYさん。さっそくふたりをピックアップ。

普段子どもたちや妻、友人を乗せているマイカーは、誰かを乗せているときは要望があればラジオを流すこともあるけれど通常音楽などはかけない。
けれど仕事中などでひとりの時間を過ごすときは決まって例のCDを流す。
そして誰かを乗せる直前に、また音量を0にしてラジオに切り替える。
なぜこんな面倒なことをするのか。他の人に聞かれたら恥ずかしいからだ
しかしこの日ばかりはちと事情が違う。なぜならこの日車に乗せた二人は生粋の用例だから。同じ用例だもの、きっと同じようなことをしているに違いないし、していなくても「あー、ここで聞いてるんですねー」くらいな感じになるハズ。普段している面倒くさい行動をしなくても、この日ばかりは大丈夫なんだ!そう思っていたんだけどあまり大丈夫ではなかったようだった。後の話、コミュスレで「草草草」とか「狂気」とか書かれてて泣いた。
みんなしてないのかよぅ…

気を取り直して、とりあえずお昼を食べようとのことでちょっとニッチな神戸お好み焼き(有名ではない)を食べに行く。薄焼きのお好み焼きと、ダシにつけて食べるお好み焼き、そしてぼっかけの入ったソバめしをシェアしてもぐもぐ。ぼちぼち気に入っていただけたようで一安心。
灘の酒蔵の中でも(多分)いちばん有名な酒心館へ。試飲もできるということで試飲ブースへ。「後ろのかたは飲まないんですか?」と試飲ブースの人に聞かれるが「いえ、ハンドルキーパーなんでw」と返答。もともとお酒が無くても、ウーロン茶飲んでてもだいたいおんなじくらいのテンションで遊べるのでよく運転手を引き受けるのだけれど、そして普段ならそれで全然問題ないんだけれど、試飲があるとなるとちょっとだけ疎外感。甘酒でも飲めばよかった。
試飲も終わってぼちぼち出るとすぐ隣に大黒政宗の直売所がありそちらへGO。個人的に灘の酒の中でかなり好きなお酒なのでおススメ。こちらでも試飲できるとのことでふたりはご試飲。っていうか日本酒の販売所ってめっちゃ飲ませるよね、試飲だけでベロベロになれる。この後もう2件、酒屋を回ったのだけれど、そこでも試飲させてくれた。酔わせて買わせる作戦、今後の自分の仕事に活かそうと思う。

さけゴリラさんの目的のお酒もあり無事に購入。中途半端に時間も空いたし、最後の酒屋さんからはけっこう近いし、ということでopenairの醸造所を見に行ってみよう!
酒屋さんから車で5分ちょい、醸造所がある施設に到着。
身内がこの施設で働いてるのでそのへんのコネからなんとか中まで見学させてもらえないかなー、なんて考えているとさけゴリラさん「ちょっと待ってくださいね!」と醸造所の窓ガラスをコンコン、と叩く。すると中から「うお、どうしたん!?」醸造所のかたが出てきた。聞けばブルワーのかたが大学時代の同級生だそうで、わたしの地元の神戸でこっちより強いコネ持ってるじゃん!ズルい!ここいらで良いところを見せておきたかったわたしはただの観光地運転手に成り下がってしまった。たくさんのお土産もいただきフードホールでひと休み。ぼちぼちいい時間なので駅まで送迎。さけゴリさんお土産の酒が多すぎてカバンに入りきらない。アレ持って帰るの大変だっただろうなぁ。「ヤマトのクール便とかありますよ」って言えばよかった。
そしてここでふたりとお別れ。バタバタしたけど楽しい時間を過ごせました!

今回ははじめて会った人たちと同じ時間を共有したけど、はじめてとは思えないくらいみんな楽しかった(相手がどう思ってるかはわかんないけど)し、また会いたいと思うひとたちばかりでした。こんなに楽しい人たちと時間を共有できるのもやはり堀元先生の作るコンテンツが最高に良いからだ、というところに繋がるのだと思います。なので今後も応援していきたい!という気持ちを改めて思いましたし最後にヨイショしたのでモノマネしてスベッたのは許していただければと思います。


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