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偽ルー大柴からのやさしくない問い合わせをなんとかしてほしい

会社の問い合わせフォームには、日々恐らく営業であろう問い合わせが届く。

恐らくというのが、横文字の聞いたことのないカタカナが並んでいるので内容がよくわからないからだ。

IT系のベンチャー企業からの新サービスの営業の文面は特に不思議で、文字としては日本語で書かれているけれど内容の8割は意味わからんのやけど?となることが多い。

言葉の意味を調べよう検索すると、さらに説明文に聞いたことのない横文字が並んでいるのでなかなか難しい。

その会社の中では普通に飛び交っている言葉なのかもしれないが、新たにそのサービスを使ったことがない相手に伝えたいなら、もう少しわかりやい言葉に変えるか注釈をつけてくれないかなーと思う。

そんなやさしくないルー大柴のような日本語と英語の組み合わせた文面を見る度、私は姪っ子が小さい時のとあるシーンを思い出す。

祖母の葬式でルー語を叫ぶ姪っ子

英語を学ぶ幼稚園に通っていた姪っ子がまだ3歳くらいの頃の話。

私の祖母のお葬式で出棺の際に皆で棺を運ぶ際、姪っ子が自分も持ちたいと私の横に来て持とうとした瞬間、
思ったより重たかったのだろうか

「〇〇ちゃんのフィンガー(指)がー!」

と絶叫し、
ご遺体を火葬してお骨を骨壷に入れる際も

「ひいばあちゃんがボーン(骨)になっちゃったー!かわいそう!」

と叫んでいた。

(ボーンになっちゃったー!はかわいそうなんてレベルじゃないと思うのだが、、、)

なぜか身体の部位だけ英語にして叫ぶ姪っ子の姿に、私は大好きな祖母との別れの中で何度か吹き出しそうになった。

自分もやさしくないルー語を使っていないか?

気をつけないといけないのは、やさしくないルー大柴化を自分も無意識にやってしまっていること。
これをすると相手によっては壁をつくってしまうことになる、

極力平易なわかりやすい言葉で話したい。自信がある時や落ち着いている時などはゆっくり易しい言葉で話せるのだが、自信がない時や自分を大きく見せたい時は横文字を並べてやさしくないルー大柴化している気がする。

個性を分析していても、率先して小難しい横文字を使うことが好きな質の人とそれを話されても全くわからないという質の人の間では会話は成立しないことが多い。

横文字が好きな人からすると、なぜわからないのかわからない。

わからない人からすると、なぜわざわざそんな言い方するのかわからない。

と会話の前の段階で平行線を辿っている。

せっかく会話をするならできるだけ伝わりあう言葉の方がいいし、クスっと笑えればないいなと思う。

その人の使っている言葉のクセに注目すると意外な発見があるかもしれない。

最後に私の好きなルー語はこれ!

笑うゲートに福カミング
※笑う門に福来る

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