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装飾の足し算、浮き彫りにする引き算
最近は自分の人生について整理する機会がありませんでした。
ここ半年間は特にとんでもなく凄い方々からのインプットばかりで本当の意味で自分のアウトプットはその方々と比べて自分なんかまだまだとビビって腰が引けていたんだと思います。
授業や研修、事業プレゼンではなく、純粋に自分という人間をアウトプットさせていただく機会をいただいたこと。
そのおかげで現時点で自分が何者なのかを整理して掴むことができました。
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装飾という名の終わらない足し算
パワポを開くと過去つくったスライドをつないでどやー!と言わんばかりに自分に厚化粧をしたくなります。
カッコつけたい。
面白いやつだと思われたい。
凄いと思われたい。
あれもこれも、これもあれも。
終わらない足し算で話が全くまとまらないのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656542917401-SuJNPsN3et.png)
余分の大理石がそぎ落とされるにつれて、彫像は成長する。
![](https://assets.st-note.com/img/1656540725367-RxFHGaJ5vc.png?width=800)
余分の大理石がそぎ落とされるにつれて、彫像は成長する。
The more the marbles wastes, the more the statue grows.
これはミケランジェロの格言です。
私たち人間にとっての成長もそうじゃないでしょうか。
この言葉に触れた時、今の自分に何かを足して何者かになろうとしている自分に気付いたんです。
なんか違和感があるぞ。
ミケランジェロ:
イタリアの彫刻家、画家、建築家、詩人。
様々な分野で優れた芸術作品を残し、西洋美術史上における最高の芸術家の一人と見なされる。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロと並ぶ盛期ルネッサンスの三大巨匠の一人。
自分を浮き彫りにする引き算
自分を装飾したいという思念がどんどん溢れてくるので、
そんな足し算をしたい素直に自分を受け入れました。
いいカッコしたいよなー。
わかるわかる。
でもさ、ちょっと盛ってへん?
背伸びじゃなくて地に足つけて踏ん張れる自分にとっての本当ってなんやろう?
自分から余分なものを削ぎ落としていくと意外なほどあっさり自分にとっての本当に出会えました。
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終わりのない足し算では絶対に辿り着かなった、
浮き彫りにする引き算だからこそシンプルな確信に至りました。
するとあんなに気になってた人からの評価や比較がどこかへ。
自分の内面に静かな確信があります。
誰にも勝ってないし、誰にも負けてない。
なぜならそもそも比べられないから。
スッキリしてスマホやパソコンの余計なアプリを消して、ファイルを圧縮した感じです。
密度が高まってシンプルな分、余計な雑念が減って清々しい。
「自分へのありがとうが才能を開く。」これが私の羅針盤です。
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