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Leica SL2 発表会とアポズミクロン病の発症

11月13日、銀座のライカストアで新しいライカのカメラ、ライカSL2の発表会があった。結果として、僕は今アポズミクロン病を発症している。

ライカSL2というのはこんなカメラ↓。

画素数4730万画素、フルサイズセンサー、ボディ内手ブレ補正、IP54レベルの防塵防滴 などなど。色々な機能が実装されていて、プロフェッショナル〜ハイアマチュア向けのカメラだ。

このスペックだけ見ると、SONYのα7RⅣとか、PanasonicのS1Rとかでもスペック似ているし、価格は半分くらいなわけだけど、Leicaだからしょうがないみたいなところはあるし、現実として結構予約が入っているらしい。(僕も欲しくなっているし、、、)

結局、そういった付加価値を乗せるというところをどうやるのか?ということを考えたときに非常に思う所ある発表会だったので、書き残したい。

発表会の内容

細かい内容はこちらの記事に任せるとして、大きくは以下のような構成だった。

1) 社主アンドレアス・カウフマンさんからの挨拶と、ライカブランドについてのご紹介
2) プロダクト責任者のステファン・ダニエルさんからの製品紹介(これはぶっちゃけスペックのことと、新しく追加したことだけだ。一時期のアップルのように製品がとても欲しくなるような”魔法のような”プレゼンではない。)
3) マーケティング責任者のアンドレア・バチェッラさんとスティーブ・マッカリー氏による、ライカSL2を実際にテストしたときの話。

つまり、

会社としてのストーリー(=ブランドストーリー)

製品の持っているストーリー

実際に世界的なプロが使った感想 

というような流れだ。

ライカ社は150年前にできた会社で、95年前におそらく当時の社主のライツⅡ世がリスクを取る!といっていきなりカメラとレンズとその周辺機器を発売し、今まで販売を続けている会社だ。

そんな会社だから、伝説には事欠かないし、ブランドとしてのストーリーも重厚だ。ライカのカメラを持つ、ということはそういった歴史の一部、自分も担って切り取ることになるんだなぁ。なんてことを思うと多少人類に貢献できているような気分になってくる(錯覚)し、そうあるような人間になりたい(人類にとって貴重なシーンに同席できるような)ということも多少思う。

そして、製品の説明のところでは
色々良くなったよ!シネモードという動画モードも付いたから写真のプロも動画のプロも迷わず使えるよ、というようなことを言っているのだけど、画素数はα7R4に劣るが、現状4730万画素のカメラはかなり上位だし、そもそも、レンズが追いつかなくなってきている。
そうなると、レンズが1億画素でも対応可能なライカのレンズ使いたいし、それならボディもライカにしたいじゃん。みたいな欲が出てくる。(そもそも1億画素で何撮るのかはおいておいて)

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2020/1/3
書いている途中であまりにも時間が経ちすぎた。w

結局SL2は買ったし、アポズミクロン35mmはあまりにも快調だ。
別途レビューしようと思うけど、買って後悔はほぼない。むしろもっと色々なレンズを付けて使ってみたい、というのが正直な感想だ。

なんと言っても階調表現の豊かさとレンズの立体感が異常。

この辺りは追ってnote書きます。


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