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思い入れのある道具でつくる

まだ京都の疲れが残っていて、午前中は子どもを送ったあと、ソファですこし寝てしまう。足もまだ筋肉痛のまま。新幹線ダッシュの余韻が残っている。というかむしろ今日、本格的にきている。これが39歳のボディである。今日はotomodamaを製作して、そのまま発送させていただいた。京都の早川刃物店で買った糸切りばさみを初めてつかってみる。ザクッ、ザクッと切る感じで、繊細というよりはむしろ直感的に大雑把にいくのが合う。はみでた糸は草で、雑草を刈るみたいな。繊細さを予想していたので逆な感じだけど、むしろそれが手際のいい職人の道具だ、という感じがあって気に入った。昨日ちょうど青木くんと、いい道具だとつくりたくなるものが変わる、みたいな話をしたけれど、まさにこのはさみが、僕の道具づくりを明らかにすこし変えたという感覚がある。もっと直感的にいけよ、といわれている気がする。

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