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JJF 1日目 フィードバック

 宿で朝食を食べたあと、10時前にアクリエひめじに到着。宿から25分くらい歩いたのだけど、暑い、トランクが重い、で苦行だった。会場に入ると隣のブースの青木くんが準備していて、挨拶。これから大変な一日がはじまると思うと、「めんどくさいな〜」と、つい本音がでてしまう。JJFの1日目は、それくらい、僕にとって1年で一番ハードな日だ。

 10時に開場して10:30から開会式。せっせとブースの準備。ボウと挨拶して、ついに、アルットゥと初対面の挨拶。やり取りはたくさんしてきただけに不思議な感じがする。本物のアルットゥは思ったよりもずいぶん背が高かった。

 そこからは16時ごろまで、ご飯を食べることもなく、ブースに立ち寄ってくれた人との交流がつづく。普段もくもくと一人で作業している僕にとってはめちゃくちゃハードだけど、それはもちろん、この時間がものすごく貴重だ、ということを意識しているから。来る人来る人に、道具を触ってもらってその反応を確かめたり、意見をもらったりして、いろんな気づきを得る。

 「ゆりだま」は正直思ったほど伝わらなかったなと思った。もうあと一歩二歩、工夫が必要。一方で、ソフトロシアンボールをはじめて触って驚く人が多かったり、ビッグバッグがめちゃくちゃいいですよ、と言ってくれる人が何人もいて、これまでつくってきた道具のよさをあらためて感じたりもした。あと普通のビーンバッグを思ったよりみんな気に入ってくれているのがわかって、それについてもあんまりフィードバックがなかったので、ほっとしたというか、うれしかった。いまのところは、そういうジャグリングの本筋を通った道具のほうが、JJFという場もあるだろうけど、好評なんだよなと思う。それももちろんわかる。

 完成した『JUGGZINE2024』をもってみみずくんがやって来た。山下さんも来た。じんくんも来た。JUGGZINE、去年よりも分厚くて、わかっていたけど、厚い! と笑ってしまった。いいね。16時ごろ、外でみんなで集合写真を撮った。

 2006年のチャンピオンシップに出ていたエリックさんがいらっしゃっていて、お話することができた。レジェンドだ! と僕がよろこんでいると、いや、僕のことなんて誰も知らないと思ってました、と言っていて、いやいや、僕は覚えていますよ、と押し問答に。僕にとっては、本当に「ステージに立っていたすごい人」なので、こうして時を経て、普通に会話できるのはすごくうれしい。歳をとって、ジャグリング続けてきて、よかったなあと思う数少ないことのひとつかもしれない。

 ずっと交流をして、あっというまに17:30からチャンピオンシップがはじまった。矢田部さんのフラワースティックがすごかった。人それぞれに、身体と一体化する道具があるんだよなと思う。ぴたりとハマったときに、ジャグリングの奇跡が見られる。あとはタカシさん、ぬっきーさんのボールの演技が大好きだった。ジャグリングへの愛とか、生き様みたいなものが見られる演技が僕は好きだ。

 終わったあとは、青木くん、イヴォ夫妻、ショーグン、ボウと、ネパール料理の店で夕飯を食べて、さっき帰ってきた。

アルットゥが手づくり人形のお土産をくれた。手づくり!

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