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創作お手玉 #13 ジャグリング的ななにか

そういえば、このカテゴリがあるのだった。前回まではミニクラブにハマっていて、それは無事にJJFで展示をした。

今日は昨日につづいて、仕事の合間に(といいつつ実はこっちに熱中してしまったが)自由にお手玉をつくってみることにした。来月の「移住計画」で展示をするので、そこですこしは新しいもの面白いものをもっていきたいなと思っている。2週間後なので焦っている。

まずは4枚パネルのお手玉をつくってみることにした。これだけビーンバッグをつくっていて、まだ4枚パネルをやったことがなかった。ひとまず今日は、ネットでみつけた型紙をベースに、それをすこしサイズアップしてつくることにした。生地はスエード。つくること自体は、6枚に比べてシンプルでもあるし、葉っぱのような形にカットされた生地もかわいらしくて、あ、4枚のがつくるのにはいいかも、と思ったほどだった。でも、完成したのはラグビーボールみたいな縦長の形だった。

でもあとになって、この「ボールが立っている」状態も、悪くないというか、むしろカッコいいのでは、と思うようになった。まわりに装飾品がなくても、「立っている」だけでなんかいい感じなのである。置いたときの空間へのおさまりがいい。あとは副産物として、前からみると2色だけが見えるのだけど、クルッと90度方向を変えるとその色の組み合わせが変わって、気分をスイッチするオブジェにもなる。色が変わると違う置物みたいになって楽しい。

今日はもうすこし何かできる気がしたので、勢いでもうひとつつつくることにした。今度は人型をやってみる。2枚を張り付ける形。手と足の部分が細くてひっくり返すのに苦労したが、こちらも、普通につくることはできた。中身は感触重視でバードシードにしてみた。意外と自立しない、というのと、人型だとさすがに「お手玉」とは呼びづらいなあ、と思った。直接的に人型にするというのは、ジャグリング的な感覚で僕がつくるというのには、ちょっと違うのかもしれない。もうすこし抽象的なほうがいいのかも。でも、人形は人形でかわいい。

もはやお手玉とはっきりと言えないかもしれないし、「創作お手玉」という名前もちょっと違うかなあと思っているけど、「ジャグリング的な感覚を含むなにか」であることはブレずにやっていきたい。

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