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夢中な人

今日は子どものサッカーの試合。1年生はまだ入団前だけど、試合に参加させてもらえることに。7:50に市内のべつの小学校で集合する。子どもは今日にかぎって7時すぎまで寝ていた。

くもり空だけど暑い一日。顔を赤くしながらみんながんばっていた。1年生はひとりだけで、初試合だったけど、コーチや仲間たちに気遣ってもらいながら、とくに違和感もなく溶け込んでいた。

試合会場の空気は練習のときの雰囲気とは違って、コーチの指示も各チーム飛びあい、けっこうガツガツとした男社会を感じるもので、僕が子どものころだったら気後れしちゃって、もうダメだ、となってしまうんじゃないかと思った。子どもはよくやっているなあと思う。

試合後もそのままコートで自分たちだけで練習試合みたいのをはじめちゃって、午後はほとんどそのまま、僕と公園にサッカーの練習に行った。子どもってどういう体力してるんだ、と思う。足の指の皮はむけちゃってるし、自転車から降りたら疲れで足がガクガクしていて笑っちゃったけど、それでも午後も絶対やりたい、とのことだった。どんなモチベーションなんだ、と思う。これが原初の、子どものころの「夢中」の感じなのだ。

べつに子どもがサッカーの選手になるとは思わない。2年生くらいでパッと飽きてやめちゃうかもしれない。でもいまがこの夢中の伸ばしどきなんだ、と感じている。

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