見出し画像

一昨日の浴衣20220517

 この季節、寒いんだか暑いんだかわかんない日も多いですね。
 そんな休日の午後にごろごろするならやっぱり浴衣です!

 Tシャツだと寒い、でも上着を着ると暑い。。みたいな時には浴衣最強です。
 この写真の浴衣は例によって多分Tシャツと同じくらいの値段で購入したもので、生地は多分温泉浴衣とかとおんなじような感じです。まぁ、充分ですね。それでも、帯を締めるだけでそれなりには見えるものです。

 浴衣って言ったら夏じゃないの…?という話ですが、正直真夏日に浴衣は自分には暑いです。昔の日本が涼しかったのか、今が温暖化で暑いのかわかりませんが、少なくとも都会のコンクリートの街並みで浴衣をまとっているとめちゃめちゃ暑いですね。でも江戸時代の絵なんか見てても結構上半身裸の人とか多いから、昔だってやっぱり暑かったんじゃないかと思います。現代日本の真夏は短パンにTシャツでいいと思いますね。浴衣は花火大会専用機でもOKです。
 なお、それでも夏に浴衣で出かけたい!と言う人にはそれ用の裏技もありまして、例えば自分もよくやるのが帯に小さい保冷剤をはさむというやつです。これが意外と効きが良く、小さいもので1時間くらいなら持ちますし、外目にはほとんどわかりません。おすすめです。あとは、小さい扇風機でも袂に入れておけばいいと思います。

 というわけで、実はこの梅雨前後くらいの時期が意外と浴衣は快適です。
 浴衣のいいところは、着物に比べると格段に色物や柄物が豊富と言うことですね。徳川300年の贅沢禁止風土によって男着物はくすみカラーの藍・鼠・茶しかほぼバリエーションないですが、浴衣はそんなことないです。
 写真の浴衣も柄もあるし、カラーもパープルで鮮やかですよね。今回は同系色の帯にしてみました。
 ただ一点注意がありまして、柄に凝りすぎると途端にバカボンみが出てきてしまうということです。ついついTシャツ買う感覚で派手めの柄をネットなんかでも選んでしまいがちですが、浴衣として着てみると、一気に子供っぽいちんちくりん感が出てきてしまうことはままあります。派手目のものほど写真で見るのと実際に着てみるので違和感があったりもしますので、可能なら一度合わせてみたいですね。
 浴衣はそこそこスタンダードな紺色無地でも着ているだけで十分かっこいいので、初めて買うとか、迷っちゃう時などは、普段の洋服を選ぶよりもやや無難目でもちょうどいいくらいかと思います。

 浴衣というか着物を着ることができるようになるといいことがありまして、それは温泉で浴衣を着るときにさまになる、ということです。やっぱり微妙に合わせ方とか帯の巻く位置など、普段着慣れていないとわからないポイントがあり、これは格段に見た目が違います。温泉で浴衣を着ていて、気がつくと「丸出しのプロレスラー」みたいになっちゃうという人はぜひ普段から家でも着物を着てみよう!おすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?