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ガンプラを背景写真と撮影するとお手軽にジオラマ気分

 実は、ガンプラを作るのが好きだ。
 世代的にも、一番最初のガンプラブームのときにがっつり小学生だったので、例に漏れず夢中で作っていた。
 その後大人になってからは全く触れる機会もなかったが、何かのきっかけで数年前に急にまた作り出した。
 一口にガンプラと言っても、最近作ってみて分かったのだが、キットの完成度が昔と今では雲泥の差である。今のキットは本当によくできている。
 まず接着剤もいらないし、色だって色分けされているから塗装をする必要もない。昔のキットは接着剤でくっつけていたし、基本キットは1色でできているから必ず塗装をしないといけなかった。
 いわゆる可動域も比較にならない。今はアニメ中のどんなポーズだって大体再現できるくらい、要するに人体と同様に可動域が広い。昔のガンダムの足なんて確か5度も曲がらなかったと思う。本当に隔世の感がある。

 そんな感じなので、今のキットは、特段特別な技術を持っていなくても大変かっこいいモビルスーツをその手の中に収めることができる。
 ちなみにこの写真は素組み(塗装もしていなくて組み立てただけ)のおなじみ量産型ザク。いかがだろうか。オールド世代の方は驚くであろう、このリアリティと完成度。これが、数十分パチパチ組んでいくだけでできてしまうのだ。

 作るだけではあきたらず、いろいろガンプラの写真を撮り始めた。
 PCになんらかの背景画像を表示させて、その前にキットを置いてスマホで写真を撮るだけで大変にリアリティのある劇中に近い写真を撮ることができるのだ。たとえばこんな感じ。

砂漠のグフ
ジャブローかククルスドアンの島っぽいところのザク
ランバラル隊と交戦するガンキャノン
コズンのザクを引きずるガンキャノン
初登場した時のランバラル隊

 我ながら、この手法を開発したことを自分で褒めてあげたい。こんなにも手軽に、こんなにもジオラマっぽい写真を撮ることができるとは。
 ジオラマなんて、あんなにも手間も時間もかかって、しかもどうにも片付けようのないものに手を出すのに比べたら、これは破格のユーザビリティである。
 モビルスーツの選択が、世代的に哀戦士編が多く、そしてやっぱりグフが好きなのはもう仕方ないとしていただきたい。
 でもこの頃に流行っていたユニコーンガンダムにも、劇中の筋立てはあまりわからないなりにトライしてみた。

ユニコーンガンダム。パーツが異常に多い。
デルタプラス
ジェスタ
これもジェスタ

 ちなみにこれらを作る頃には若干腕が上がっていて、こちらは全塗装といって全てのパーツを塗装し直している。なので、若干エッジがシャープに見えると思う。
 これもエスカレートしてきて、この写真はいわゆる旧ザクとよばれるモビルスーツだが、完全にオリジナルのカラーで、多少形状も改造してしまっている。

これ作るの楽しかった。。
顔を見ると確かに旧ザク

でもやっぱり大人になるのも捨てたもんじゃないなと思うのは、ちょっと本気になると子供の頃はまったくできなかったこれらの遊びがかなり満足できる状態で実現できると言うことである。

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