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#愛について語ること

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自分がいったい何について愛を感じているのか、きちんと言葉にしてみる。言葉にするために、愛の対象となるものを写真に残す。私が傾ける愛から、派生した様々なものや人とのつながりを考える。
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#日記

故にわたしは真摯に愛を語る

 か細く浮かぶ月を何気なく眺めているときに、ふと夏目漱石が口にした「月が綺麗ですね」とい…

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#97 自由と孤独と愛の最中で

 わたしは大学の時に、英米文学を専攻していた。  今思うと、わたしの大学における花形? …

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#95 愛と差別と友情と

 ご無沙汰しております。ついこの間まで、セミがかまびすしく鳴いていたはずなのに、気がつけ…

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#94 愛を、探しに行きます。

 急に身辺まわりがバタバタとしている。  わたしはもともと今の会社で、面接の時に海外との…

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#93 お金と愛について

 暑い日が連日続いて、ひたすらぐったりしている。でも、たぶん温度のせいだけではないことを…

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#92 愛国心について

 今日も相変わらず暑い日が続き、せっせせっせと目をかけてきたトマトの苗はコナジラミの猛攻…

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#91 日曜の夜、愛に怯える

*  日曜の夜が怖い、と思うようになったのはいつからだろう。  わたしが今働いている会社は、カレンダー通りの休みなので、よっぽどのことがない限りは土日祝日休みだ。すると、どうしても月曜日が祝日でないと日曜の次の日は自然と仕事である。たぶん、それだけが理由ではない。気がつくと日曜の夜は憂鬱な気分に襲われるようになっていた。  決して今の仕事が嫌なわけではない。むしろ、昔営業として働いていた頃に比べると、随分と気が楽になったしやりがいも感じられるようになったのに。なぜなのだ

#90 愛は不確かだけど、確かに引き出しの奥にある

 夜が寝苦しい。クーラーをかけても、なぜか真夜中に起きてしまう。時間を確認しようとしてス…

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遺言はずっと褪せない愛だということ

ご飯の量は「ふつうよりちょっと少なめ」がお決まりなわたしが、今日は大盛りを完食した。 「…

momo
11か月前
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#89 生きがいを求めて愛を探している

 外へ一歩でも出ようものなら、沸々と瞬間湯沸かし器のように汗が滲み出る。ただ、ひたすら暑…

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#1 本についての愛を語る

 先日愛に関して自分の中で再定義しようと思い、ソロプロジェクトを立ち上げた。で、初回は何…

#2 写真についての愛を語る

 唐突に今、自分が誰かといる瞬間をファインダーに収めたいなと思う。自分が見た、心揺さぶら…

#3 旅についての愛を語る

 昔わたしが物心つくかつかないかの折に、ふと母親から「貴方はね、昔橋の下で拾ってきたのよ…

#4 カレーについての愛を語る

 「郷に入りては郷に従う」  ことわざの意味そのままに、まずは旅をする上ではその国のことをよく知らねばダメだ!という一風変わった信念を持っていたわたしは、計画段階から旅先の文化にどっぷり浸かるということを行っていた。  流行り病が蔓延する1年ほど前に、インドへ行くことが決まり、以来わたしはことあるごとにカレーを食べるようになった。もう、インドといえばカレーだという勝手な概念が凝り固まっていたのである。  その内、自分たちが普段食べているカレーはインドの人たちが食べるカレ