俺たちこそ

FRONTLINE、と言ってのける彼らを応援せずにはいられない。新世界を見せてやるってさ。見せてくれよ、俺らに。

ハマったのは本当にここ二、三か月。だけど、あれ、気がついたらあれよあれよと沼落ちしてしまって、昨日ついにDVDの予約をしてしまった。だって彼らの歌を、パフォーマンスを見るにはそれしか手段がないから。オリ曲多すぎんか? フルアルバム出してください。

私はずっと学生時代嵐が好きだった。だった、といっても嫌いになったとかそういうことじゃなくて、彼らがグループとしての活動をお休みすると発表してから少しずつ熱が引いていった感覚。好きの気持ちは根幹にいるけど、沸騰していたあの熱さは落ち着いてる感じ。
二年ぶりにここに戻ってきたきっかけはHiHi Jetsじゃなかったけど、少しずつまたここにいる人たちを好きになって数ヶ月後。見つけたのがこの五人だった。
デビュー組を応援していても悔しいことや悲しいことがあるんだから、ジュニアなんて沼も沼すぎる。ハマったら最後、ドデカい爆弾抱えて応援するようなもん。だから好きにならなかった。それなのに、それを飛び越えて落とされた。落とされたというか、なんだろうな。YouTube企画で見せてくれる年齢相応なノリと、ライブでのギャップが一番なのかな。運動神経ゴミな私からするとローラースケート履けて滑るだけで天才なのに、その上で歌って踊ってアクロバットまでするんでしょ? 新体操選手かと思った。天才? 怪我にだけは気をつけて欲しい。常にマットレス抱えた私が五人の周りうろつきたいのをなんとか堪えてるところある。
まぁこうしてなんやかんやあっという間にハマって、その期間に未成年の末っ子たちが成人になって、こんな節目を二回分も祝えたことがとても嬉しいです。本当におめでとう。酒には飲んでも飲まれるなですよ、私のような酒飲みにはならないでくれ。楽しく飲んで。飲まなくてもいい。
そして、ここからは好きなとこをかいつまんで好き勝手書いていくゾーンとします。

ガリさんのラップが好きです。
メンバー紹介のラップでの「愛し愛されろはしもっちゃん」とか「ローラー履いてる問題児たち」とか「天下に轟く五人組」「求めているのは先の先」とか、いやいやちょっと待ってよこんな愛おしい問題児たちいる? 私が担任だったら自分のクビかけてでもこの子達のために戦っちゃうわ。
「五に拘るのは大前提」とか、こっちが嬉しくて胸が苦しくなるようなことを言ってくれる猪狩蒼弥が好きです。五じゃなきゃ意味ないもんね。歴代思い返してもこのメンバーじゃなきゃ意味がない、という強い意志を持った人たちが好きみたいです私。

FRONTLINEが好きです。
縦ノリの曲大好きなんですけど、こんなめちゃくちゃ格好いい歌を自分の好きな人たちが歌ってくれるの本当に世界に感謝。ありがとう世界、ありがとう地球。
伸びやかで透き通った瑞稀の声で紡がれる「新世界を見せてやるぜ」「新境地を呼び覚ます」「堂々最先端切り開け」
力強い優斗の声で紡がれる「ぶっ壊せよBORDERLINE」「誰にも縛れない」
作ちゃんの儚くて消えてしまいそうな繊細な声で紡がれる「溢れる思いが叫び出すよ」「打ちのめされ倒れても何度だってTry my herdest」
ラップ詞で才能爆発してる猪狩蒼弥による「五に拘るのは大前提」「本能が睨む頂上」「最前線で賭ける人生」
低音ゴリイケ橋本涼による「ぶつかっていこうぜ 揺るぎない決断を胸に」「ひるまないぜ絶対」
そんな五人が歌う「Everybody get up FRONTLINE」「俺たちこそFRONTLINE」はあまりにも格好良くないか。
パフォーマンスも歌割りも全てが良くて、こんな素敵な魅せ方してくれる将来有望な五人組に惚れないわけない。

問答無用大好きフレーズはJETの「Don't stop movin' movin' イケてんの誰!? (That's me!)」「Don't quiet movin' movin' ハジけてんの誰!?(That's me!)」です。ご機嫌フレーズすぎ。
いつかのイケメン診断でアプリの診断結果が中間、もしくはそれ以下だったメンバーを煽ってたのを思い出した。みんなで格好いいよ! ってフォローするんじゃなくて、やっぱり俺イケメンだったわ! とか所詮アプリだしなって言うようなグループだよ君たちは。愛おしい。

あと、「should youやhave toじゃなくI want youで動くから期待はなくても十分 言っても俺らは博愛主義者」も大好き。
よく猪狩蒼弥が言っている誰一人置いていくつもりはない、があらわれてるなと思う。期待されてなくてもやりたくてやってるだけだからそれでもいいけど、俺らはみんなのこと好きだぜ、の感じ。

そうだ、PikaPikaを歌う橋本涼の「心配しないでね」がめちゃくちゃ可愛くて、かつ何故か切なさと儚さを感じて胸がきゅっとします。私だけ? 狭心症か?
君には謎の儚さを覚えてしまうのでお願いだからずっと笑顔でいてくれ……心配くらいさせてください。俺がお前らを守るという強い意志。
橋本涼と書いてえっちなおねえさんとルビが振られていることはみなさん周知の事実かと思いますが、そんなあざと天然激カワ男から心配しないでねって言われたら懐に諭吉つっこんで美味しいものでも食べなって言いたくなるでしょ。それはもう全人類そう。オタクは主語が大きくなりがち。
完全にハマる前に傷を深くしたくなかったから色々調べてあーーなるほどね、って記事も見たけど、でも今の彼らを好きになったので。彼らがキラキラ輝く世界を広げていけたらいいなって思います。切り開いた最前線に立つのも初めての光景を見るのも彼らだけど、二番目にその光景を見られるのは追い風として背中を押してる私たちなんだなって思うと今から胸熱展開じゃないですか? 少年漫画みたい。
少女漫画のキラキラピカピカ王子様とはちょっと違うけど、でも、少年漫画の青春とキラキラと羨ましさがあるのが彼らかなって思っています。ずっと青春でいてほしいなって思います。青春の具現化。

そして、ライブの時に発される熱と勢いのこもった猪狩蒼弥の言葉はなんて重いんでしょう。胸にグッとくるものがあるのは、きっと彼が心の底から、嘘なく全身全霊をかけて叫んでくれているからだと思っています。
広い会場で客席全方位に向かって「俺たちを見ろ」と腹から声を出して言えるのは自分たちに自信があるからだなと頼もしくなります。

ファンって色々なニュアンスがあると思います。家族でもあり、恋人でもあり、友達でもあり、仲間でもあり、みたいな。それぞれのグループによってファンのニュアンスの変わると思っています。
嵐の家族のようなファンも楽しかったし、SixTONESの友だちノリのチームでいられるファンも楽しい。そして、HiHi Jetsはファンを追い風として捉えてくれている。自分たちじゃ一歩届かないところで背中を押して持ち上げてくれる追い風として。追い風になりたい。
SixTONESも、HiHi Jetsも、歌ってる時の感じと、みんなでワイワイやってる時の空気感がなんとなく嵐に似てるなと思ってて、多分やっぱり根幹に彼らがくれた好きがずっと残ってるんだなって最近思っています。
あんまり感情表現をしない(しなかった)作ちゃんがHiHi Jetsが好きだと言ってくれて、守りたい場所だと言っていて、ガリさんはこの五人じゃなきゃ意味がない、五人じゃなくなったら辞めるとまで言っていて、こんな頼もしい末っ子を支える兄たちが隣に並んでくれてて、追い風になりたくないわけがないでしょうよ。
テレビで見る度、CMを見る度、新曲を聞く度、格好いいなとか好きだなとかを過ぎて全部「なんでデビューしてないの?」に帰着するのはすごいことだと思ってて。ハマってからパフォーマンスを人に見せる(布教する)機会も増えたんだけど、みんな口を揃えて「え、これでまだデビューしてないの?」って言うんだよ。わかるわかる、私も思ってる。謎だよね、デビュー二年目ですって言われても信じるもんな。まずオリジナル曲多すぎるからね。アルバム出そう。

アイドルグループに対して、どん底に落ちた時のイメージをすることがあります。こんな時、みんなならどうするのかな、って。
嵐はきっとどこででも五人一緒ならのんびりやっていくけど、末っ子が言い出したらみんなしょうがないなぁって顔でついていってくれそうだなとか。
SixTONESだったらそこがどん底だとしてもそこでみんなで楽しく愉快に過ごしそうだなとか。この子たちはどうだろう。
まずはここから抜け出そうとガリさんとゆうぴが言い出して、瑞稀はそのうち一定の感情越えて眠くなってくるし、作ちゃんは突発的にボケるし、橋本涼はニコニコしてるし、最終的にその場で遊び出して遊びながらどうやって抜け出せるか考えようぜで落ち着きそう。想像上でも五人がずっと楽しそうで私も嬉しい。まぁ妄想ですけど。

その流れで十代最後の作ちゃんの言葉も思い出して、そして、それがあまりにも頼もしくて、夜中に読み返して泣きそうになってしまった。
そうだよね、おめでとうの気持ちだけじゃないよね。それ以外に思うことあるよね、悔しいよな。
でも、そこで当たり前なのかもしれないけど、直ぐにそっちに行ってやるぞと熱されて、奮起する様子を教えてくれて嬉しかった。
ついてきてください、なんなら押してください。って言葉聞いたら背中と言わず押せるとこ全部押しちゃうよ(?)

作ちゃんの二十歳のお誕生日に少クラの生放送があって、そこで自分たちの過去のオリジナル楽曲歌唱の映像を特集としてもらえるHiHi Jetsたち強すぎ。録画予約してきました。
たくさんのお誕生日おめでとうをもらって、そのうち
たくさんのデビューおめでとうの言葉が降り注ぐといいな。なんか、なんだろうな、デビューいつかするだろうなって根拠のない自信があるんですよ。多分、圧倒的を見せてくれる五人だからそう思えるのかもしれない。

何はともあれお誕生日おめでとう、作ちゃん。
どうか四人と一緒にどこまでを最高を創り出していってくれ。そして、たまにオタクにお裾分けでその最高を見せてくれ。
作ちゃんと四人がずっと楽しく幸せでいられるように、業務用のバカすごい風力の扇風機持って後ろにいるので任せてください

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