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カッコ悪いと思っていた自分を素直に受け入れようと思った日。

初めまして、橙(だいだい)と言います。題名の通り、ふと思いつくままにnoteを始めてみることにしました。

気づいたこと感じたことをただ素直に書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。



私は小さな頃から人間が苦手だった。なぜかは分からないけれど、とても怖い。

人の感情は目には見えないけれど、心の奥底をなんとなく感じ取りやすいからだ。

それも気のせいなのかもしれないけれど、とにかく穏やかに笑いかけてくる大人が、どこかイライラしているのを感じたりすると、途端に怖くなってしまう。

今考えれば、その人は私に対してイライラしていた訳じゃないのだろう。ただ目の前にいる子供に笑顔を向けてくれていただけだと思う。

だけど私は、それらをすべて「私が何かしたのかな?」と受け止めてしまい、どんどん臆病になっていくばかり。

人見知りだったので、とても優しい友達だけが頼りだった。

仲よくなれば、すごくしゃべるようになるので、私の事を「もの静かで暗い奴」と思っている人たちからは

「なんで橙なんかと仲良いの?一緒にいておもしろい?」

なんてことを私の目の前で聞いてくる人もいて、私は聞いてないフリをしながらもとっても傷ついていた。

だけど優しい友達は「え?普通だよ、すごくおもしろいよ」と私をかばってくれて、ありがたかった。

そう、私は人を笑わせるのがとにかく好き。時には芸人のようなノリになったりして人に楽しんでもらうのが好き。

時々流れてくる誰かの感情や空気が、イライラや妬みなどの重いものであるのがイヤだから、人を笑わせることをしたいんだと思う。自然と身についたんだと思う。

そして大人になっていくごとに、少しずつ人間に慣れてきて、初対面の人でも明るく話せるようになっていた。だけど、本当はまだ苦手なんだ。

だけどそれを知られないように、明るくて元気に振舞っている。まぁ、元々が明るくて元気だったんだけど、人が苦手だということ、怖いということを知られないようにしていたんだ。

そんな私も、子ども産んで家庭を持った。ママ友の世界は正直、疲れた。とてもいい人ばかりに恵まれてきたけど、たくさんの感情が飛び交ってて、なんか疲れた。

友達に誘われていたパートの求人が、コロナの影響で無くなった。

だけど他のパート求人を探すも、なかなか勇気が出ない。私のように人が苦手なママ友が「もう人間関係に疲れた」と言って、パートをやめていたのを見て、どうしても自分に重ねてしまうからだ。

高校の時からバイトはいくつかしたし、長く続けたりできたけど(辞める勇気も無いから)色んな人がいたなぁと思い出すと、新しい世界にはなかなか飛び込む勇気が出ない。

慣れたら大丈夫なんだろうけど……。


友達を集めてパーティーしたり、同窓会を開いたり、子どものPTAとかバリバリやったり、人を集めて仕事をしたりしていたこともあったから

きっと周りの人は、私がこんなにも臆病であることを知らないと思う。だってずっと隠してきたんだから。


だけど、最近ふと「誰がカッコ悪いって決めたんだろう」って思い始めて

「カッコ悪いとか、悪くないとか、どっちでも無いんじゃないのか」って思い始めてきて

全部、自分が勝手に思いこんでただけなんだなぁって思えたのね。


「私、人間が苦手なんです。怖いんです。だけど好きなんです」そうやって、正直に胸張ってもいーじゃないかって、思ったんだ。


それが今日。

そんな自分を正直に書こうと思った今日なんです。

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