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第二十九話 続Mode1 RETROⅡ

こんばんは、オールロングです。
32歳男性です。

3日使ってみての感想。


個人的には満足している。


いや超満足だ。


目論見通り不便ゆえにスマホを見る時間は極端に減ったし
考える時間、やらなきゃならないことをやる時間、ながらスマホということは一切しなくなった。


しかし、そういう脱スマホをしたい人以外には向かない気がする。
でもそもそも脱スマホを目指すというのは本来の開発目的でもなさそう。

正直、どこがターゲットなのかわからない。

特に致命的な点がテンキーが実用レベルでないということ。


・テンキーがせっかくあるのに直入力ではない。
・やっと入力しても辞書がアホすぎる。
・辞書を変えると数字しか入力できない。

文字入力をまともにしようと思ったら小さい画面を一生懸命ぽちぽちしなければならない。


上述の欠点なんて完成して3日も使えばめちゃくちゃ不便だな?と気づくし
何よりも不便極まりないというか直感的操作が不可能に近い。


なので、LINE使えるけどガラケーの形がいいっていうシニア層は絶対に買ってはならない。
らくらくスマホを買う方がはるかに良い。


レトロな見た目のジョークグッズで買うとしても日常遣いするにはひたすら不便。

強いて言えば、ウケ狙いでサブ機として電話を受けるためだけに持つという層がターゲットか?



じゃあどうすればよかったのか?


とにかく文字入力周りの不便さ(不便を通り越して不快)をどうにかすればまだお話になる。

というか一定の需要は絶対にある。

本体代金をもう1万円上げてもいいから
なんとかしてほしかった。

LINEを最低限人とのやりとりで使うけど他の機能は不要な人だとか
あるいはビジネスシーンで電話がメインという人には少なくとも使い物になったはずだ。

むしろデータ通信をほとんど使用しなくなるので月の携帯代を例えばpovo2.0に変えて3GB980円とかにできるのでメリットも大きい。


本体代も破格の安さだしスマケーという日本らしいガラパゴスなジャンルの先駆けとなれる可能性があったのに…。



テンキーがメリットであろうに入力周りの不便さからお荷物となってしまっていて、そのせいで変なところを持たないといけない画面の超ちっちゃいスマホでしかない、というのが残念。




ちなみに


利便性を切り捨てて不便を味わうぜ!!っていう変態にはおすすめの一台ではある。



世の中、便利なことだけが全てではない。

タッチパネルで直感的な操作がありがたいってことも同時に味わえる。



それがいいのやら悪いのやら。



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