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”痩せる”or”痩せやすくなる”

こんにちは! ボディメイクの専門家 あきのです。


本記事のタイトルである

”痩せる””痩せやすくなる”


この違い分かりますか?

説明できますか?


今回はダイエットのための大事な考え方について。


”痩せる”だけを考えてはいけません。

”痩せやすくなる”ために何が必要かを考えるべきです。


話題の情報を鵜呑みにし、間違ったダイエット法によって失敗しないように

正しい考え方を見つけましょう!

どのダイエット法が痩せる?

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テレビやSNSなどで様々なダイエット法が紹介されていますよね。

一体どのメソッドが効果的で痩せやすいのでしょうか。

【よく聞くダイエット法一覧】

・カロリー制限ダイエット

・糖質制限ダイエット

・夜の炭水化物抜きダイエット

・脂質制限ダイエット

・高たんぱく食ダイエット

・置き換えダイエット

・レコーディングダイエット

・断食ダイエット

・有酸素運動ダイエット

今思いつくだけでざっとこんな感じでしょうか。

種類が多すぎて、自分にどれが合うのかとか考えだすと分からなくなってしまいますよね。

もちろん方法によってメリット・デメリットが存在し、

合う人・合わない人も存在します。

ですが断言します。


・どのダイエット法も痩せる。

・どのダイエット法も太りやすくなる。


この2つの文、矛盾しているように思いますよね。

決して上記のダイエット法を全否定しているわけではなく、

特に、”高たんぱくダイエット”や”レコーディングダイエット”は悪くないかと思っています。


どの方法でも一旦は痩せることが出来ます。

ですがほぼ確実にリバウンドします。

何故でしょう⁇

痩せると太りやすくなる理由

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せっかく頑張ってダイエットを実践しても、元に戻ってしまうのは悲しいですよね。

ですが、これが現実です。

理由は以下の通りです。

《体は元に戻るように出来ている!》

カラダには恒常性(有酸素運動のすべてで紹介済み)という機能が備わっています。恒常性ホルモンのホメオスタシスによるものです。

このはたらきにより、カラダは一定の状態を保とうとします。

(例えば)
血糖値が上がれば下がるし、下がれば上がる。
体温が上がれば下がるし、下がれば上がる。
怪我をしたり風邪をひいても勝手に治る。

このような事と同様に、

一度痩せても、約6か月でほぼ完全に元に戻ります。

6か月経過した時点でのダイエット法による体重差はほとんどないです。


もし、上記のダイエット法でリバウンドを防ごうと思ったら

半永久的にダイエットを続けるしかないです。


よく「2か月でマイナス10㎏‼」みたいな短期間で結果の出るダイエット法が紹介されますが、

普通は、間違いなく元に戻ります。(トレーナーがついていれば、まだ抑えられる)

やる気のあるうちの短期間で効果を得たい気持ちはとっても分かります。


イメージが難しかったら、こう考えましょう。

あなたが”お金持ち”になりたいとします。
お金をたくさん稼ぐためにどのような方法を考えますか?

稼ぎ方はいろいろありますが、短期的なダイエットは
日雇いバイトでお金持ちになろうとしているようなもの。

その時ちょこっとお金が増えても、持続的ではありませんよね?
いつまで経っても”お金持ちになれた”と実感出来るときは来なさそう…

その時間を就職活動や勉強に使った方が、結果的にお金持ちに近づけそうです。

とにかく痩せたい!という人は”いかに早く”結果が出せるかにこだわります。

やはり体重の数字は気になるでしょう。

しかし、リバウンドにより元に戻って、せっかくの頑張りが水の泡…なんて残酷ですよね。


ダイエットの正解は、「痩せやすくなる」アプローチを施すことによって元に戻らないようにすることです!

痩せるより痩せやすくなる!

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「短期間で効果抜群!」を謳い文句に、ユニークなダイエット法が紹介されますが、それを1番最初に手を付けてはいけません。

ダイエットを最大限効果的・効率的にし、リバウンドによって元に戻らないようにするためには、


・痩せやすい体質になる。

これが鉄則です。

では、どのような事をすれば痩せやすくなるのでしょう。

【先にコレから取り組もう】

・食事量は減らさず、内容の変更。
(下記に詳細あり)

・朝に日光を浴びる。

・正しい呼吸を習得する。

・少しでもいいので、家以外で運動する。
(朝にウォーキングなど)

・睡眠時間は”6時間”を確保し、質を高める。
(リラックスした状態で就寝)

・自らストレスを作らないようにする。
(食べ過ぎを責めたり、妥協や断念を悔やむ)
《食事量は減らさず、内容の変更》

・真っ先に食事量を減らすと、どんどん痩せにくくなる。

・糖質は減らさず、まずは白米から摂取する。
(パンやお菓子をメインとしない)

・加工食品を減らす。
(コンビニ・外食・ジャンク・お菓子)

・野菜、果物を積極的に食べる。

・発酵食品を取り入れる。

・オイルは避ける。
(安物のサラダ油は特に)

人それぞれどこまで実現可能であるか、個人差は絶対に生じます。


睡眠時間の確保などは職種や家庭環境によって厳しい方もおられたり、

忙しい人はどうしてもコンビニや外食で食事を済ませてしまうこともあります。

野菜や果物は高いし、オイルを避けるなんて厳しい…

甘いものなしではやっていけない!



そう思うことは自然であり、100%完璧にするのは不可能に近いかもしれません。


しかし、現状の出来る範囲内で頑張ることが大切です。


「寝る直前にスマホやテレビを見てませんか?」

「今食べたいわけでもないのに、すぐお菓子を買ってはいませんか?」

「手間を省くために、いつも昼ご飯はコンビニで買っていませんか?」


0から100を目指そうとするから断念するにであって、

0から1に変えることはそこまで難しくありません。


ユニークなダイエット法よりも、生活習慣の見直しの方が何倍も効果はあります。

痩せやすくなった次は?

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生活習慣を見直し、クリーンな食事も少しずつ心がけるようになってきた。

もしくは既にある程度意識していた人もいるかと思います。

そうなったら次のステップへ移行です。


ここで初めて、”どのダイエット法を選ぶか”を考える必要が出てきます。

やっとプロのトレーナーの出番です。

ある程度の知識量がないと正しい実行は難しいですが、下記のようなアプローチを施します。(トレーナーによって方法は様々だが、個人的にベストだと思う方法を掲載)

【”痩せやすく”なった人が”痩せる”ためには】

①まず太りもしない痩せもしない、マイカロリーの把握。
(食べたものを記録し、大まかでOK)

②マイカロリーよりほんの僅かに少ない摂取カロリーに設定。
(目標によっては多少変化アリ)

③正しい姿勢になるための筋トレ、ストレッチ。
(日常で正しい姿勢・正しい動作で過ごすことにより自然と痩せやすくなる)

④筋肉量を増やすor維持のためにトレーニング。
(ダイエット中に筋肉量が減ってしまっては、結局体脂肪率は変化せず代謝も落ちてしまう。)

⑤足りない栄養素を食事内で足す。
(多いパターンでは、たんぱく質やビタミン・ミネラル)

「痩せやすくなるための下準備」をしてから、「痩せるためのアプローチ」

この順番が非常に大事なのです!!
(ちなみに糖質制限は否定派)


東京大学に入るために、毎年受験しまくるだけでは不可能に近いじゃないですか。

テストに向けた勉強や、さまざまな対策による「準備」が必要なわけで

ダイエットも全く同じことが言えます!!


正直、「痩せやすくなるためのアプローチ」を徹底するだけでもかなり変わる人がほとんどです。


流行りに惑わされず、


これから先ずっと太らないカラダを目指してみては?




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