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今20代前半に戻ったらどう投資する?

今回は、もし今20代前半からやり直せるとしたら、どういう投資手法をとるか、ということについて書いていきたいと思います。

新卒社会人の皆さんにとって参考になれば幸いです。

インデックス投資で月5万円

S&P500に連動する投資信託に月5万円を積み立てる

これまで数多くある投資本を読んできましたが、「インデックス投資が投資の最適解」というのが結論です。

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットも、自分が亡くなった後の妻への遺言として、資産の90%をS&P500に連動するインデックスファンドに投資するようにと指示しています。


S&P500のパフォーマンス

過去25年間でS&P500インデックスファンドの平均的なリターンは9.0%です。

あくまで平均的なリターンであるため、年によっては大きくマイナスになることもあれば、大きくプラスになることもあります。

しかし、長期的に積み立てていけば、年平均9.0%という経済成長に伴う利益を享受することができます。

そして、投資信託で運用することで分配金を自動的に再投資してくれるので、複利によって資産を加速度的に増加させることができます。

金融庁の資産運用シミュレーションを使って計算した結果は以下のとおり。

総投資額1800万円に対して、運用収益は7353万円となり、30年後には9000万円超の資産形成ができている計算になります。

新NISAで非課税に

さて、この運用収益7353万円に対しては、利益を確定したタイミングで約20%の税金がかかります。
せっかく9000万円超の資産形成をしてきたのに、1500万円も税金で取られるわけです。

しかし、新NISAを活用すれば非課税となります。
新NISAは個人で1800万円の投資枠があるので、これを全てつみたて投資として活用すれば、1800万円しか投資していないのに、なぜか9000万円の資産形成ができているわけです。


高配当株投資・優待株投資はするべきか?


手間をかけずに資産を最大化するという投資方針
であるならば、高配当株投資や優待投資は不要です。

高配当株投資は購入タイミングが利回りに大きく影響しますし、相場全体が大きく下落した時には高配当株であっても下落の渦に巻き込まれてしまいます。そうした時の購入・売却の判断やメンタル管理などは投資家にとって大きなストレスとなります。

また、優待株投資は買ったら基本的には売却しないという戦略になるため、人によっては購入タイミングを考えない場合もありますが、優待縮小・優待廃止などのリスクが伴います。優待縮小・優待廃止となると株価は大きく下がりますし、優待株として持っている必要がなくなるので売却せざるを得なくなります。

ここに書いたもの以外にも、それぞれの投資手法には様々なリスクが伴います。

こうしたリスクを考えつつ、投資家として力をつけていきたいというのであれば色々な投資手法を勉強してみるといいでしょう。
「投資を趣味にしたい」という意気込みがある人は、投資本などを読んで勉強してみてください。


最初の失敗をできるだけ減らす

私自身、30代に入ってから投資を始めました。
投資を始めた最初の頃は何も考えずに個別株投資に手を出してしまい、資産を減らしていきました。

資産を増やそうと思って始めた投資によって資産を減らす

これほど悲しいことはありません。
だから、これから投資を始める方や投資初心者の方には同じ失敗をしてほしくないです。

私は投資の勉強をすることによって年間プラスの状態を何年も維持できるようになったわけですが、S&P500に連動するインデックスファンドに淡々と積み立てるという投資手法を初めからとっていれば、資産を失わなくて済んだはずです。

なので、まずはインデックス投資から始めてて投資に触れてみる、というのがオススメです。

そこから投資に対してさらに興味を持つようになったら、徐々に投資手法の幅を広げていくというスタンスがいいでしょう。

ベースを投資信託での長期分散積立にすることで土台を固めれば、他の投資手法をする際にも安心して取り組むことができるはずです。


ちなみに、私は現在、高配当株投資、優待投資、低位株投資、バリュー株投資、グロース株投資、暗号資産など幅広く手を出しています。笑

ではまたっ






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