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【6年前】仮面浪人で早稲田に受かったところまでを、ひと通り説明します

受験生の皆さん、こんばんは。
日々、お疲れ様です。

今日は仮面浪人の1年間を含む、これまでの受験経歴を軽く振り返ってみようと思います。
私のことについて、最初にある程度知っておいて頂けたほうがいいなと思ったからです。

YouTubeにて動画も公開しています。
【動画はこちらから】

まず私は、日本大学に現役で合格し進学します。そこで、仮面浪人を6月に決意し、早稲田大学を第1志望とし、自宅での勉強を始めます。
早稲田大学は6学部ほど受験し、スポーツ科学部のみに合格しました。
本部キャンパスではないし第1希望の学部ではなかったものの、日本大学を退学し、新たな進学を決意。仮面浪人に成功したという実感がありました。
そこに至るまでの経緯を中学生くらいから振り返ってみます。

高校卒業まで

小学校では勉強しなくても成績が良くて、中学校でも学年10〜15番くらいでした。
私が通った中学校はお受験をして入るタイプの比較的優秀な学校で、成績の上位5人は私と同じ高校へ進み、のちに東大理一、京大文、残りは国立大医学部に合格しました。その中で10〜15番くらいでした。
当時から得意科目は英語で、中学では『英語ができる奴』というキャラもありました。

高校は県内トップクラスの県立高校です。
最初のテスト(国数英)で学年28番を取り、その際の志望校早見表で、神戸大学レベルという判定が出たので、高校3年生までは神戸大学を第一志望としていました。
高1の時は成績は良かったです。定期テストでは、得意の英語で2回ほど学年1位を取りました。他の科目もある程度は良かったです。
しかし、自習というものを全くしなかったので、学年が進むにつれて成績も下降。3年春には文系122名中121番を取るほどに、もはや普段の授業でもやる気がないという状態でした。

そんな中でも神戸大学を目指していましたが、やっぱりこんな感じなのでセンター試験でも目標点数に100点近く及ばない雑魚っぷりでした。
それでも、神戸大学の近くの私立大学には行きたいと、センター試験後に関関同立を志望します。
ですが、これまでに何も対策をしていないし、すでに浪人への兆しも見えている中で、どこも受かりません。

・関西大学社会学部
・関西学院大学社会学部
・同志社大学社会学部
・立命館大学産業社会学部

全て不合格で、このまま浪人だと思っていました。
そんな中で、母親が勝手に出願した以下の2大学に合格します。センター利用形式だったので、私は特段学力試験を受けてはいません。

・日本大学国際関係学部
・神戸学院大学人文学部

関西、神戸という地を取るか、偏差値、ブランドを取るかという若干の迷いはありましたが、ここで日本大学進学を決めます。

大学生になったけど…

日本大学と言えば東京だと思われるでしょうが、私が合格した国際関係学部国際総合政策学科のキャンパスは静岡県三島市

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新幹線の駅から徒歩10秒ではありますが、周りにはほとんど何もないような場所でした。
東京から新幹線で通う学生もいるくらいに、学校の近くに住みたくないという学生が多かったのを覚えています。
しかしながら、山口県からは通えないので私は一人暮らしを余儀なくされる。
大学に通っても、体感としては講義内容、学生ともにレベルの低さを感じました。が、それ以上に、ここに来ているからには国際、外国語、留学という風潮に嫌気が差しました
そうして、大学を辞めて予備校に通い、自分の学問ができる大学へ入り直したいと両親に相談しますが、

「せっかく合格した大学は辞めずに、それでも受験をするならよい」

という返答。

そこから、仮面浪人をしようと考え始めました。これが6月です。

仮面or編入試験

①目指すなら大きな目標を、②得意の英語とあと2科目でカバーできる私立大学を、という2つの理由で、早稲田大学と慶応義塾大学を目標に掲げました。
そこから早稲田大学に絞った理由としては、

①高校時のクラスメイトが現役合格し、楽しくやっていたから
②慶応はSFC学部でも受験対策が大変そうだから
③本部キャンパスに合格できなかった時、所沢と藤沢ならまだ所沢のほうがいいと思ったから

この3つが大きいです。

ただし、新大学で2年生から再始動できる編入制度も当時は検討していました。なので、この時点では、まだ英語の勉強しかしていません。

※ちなみに大学編入は、英語、専門分野の論述、面接が試験科目としてはオーソドックスです。

8月に以下の大学の事務局に向かい、制度の説明を聞いたり過去問を頂いたりしました。

・明治大学文学部、情報コミュニケーション学部
・法政大学社会学部
・同志社大学社会学部

しかしいずれも、長い論述文を書く必要がある難解な過去問であり、また学問のミスマッチからか受験をするために現大学で履修しておかなければならない講義は見当たりません。

そのうちに、そんなまどろっこしいことをするよりも、実力で早稲田に行くほうがまだ楽なのかもしれないという思いに至ります。

本来であれば、学歴アップは受験せずに行うほうが楽です。大学院のロンダリングなんかはまさにそんな感じ。

ですが、今回はもう一度真っ向勝負の受験のほうが楽だと踏みました。
その代わり、高校時代のような中途半端な受験勉強ではなく、しっかりと対策を打って後悔のないように終わろうと決意します。これが、お盆前です。

8月からの早稲田対策

本格的に仮面浪人一本と決めてからは、とにかく受験対策ばかりしました。

この部分は今後詳しくnoteや動画で説明していきたいので、結果のみ記しておきます。

センター試験は、受験はしましたが本腰は入っていないような感覚でした。

2月以降の入学試験は以下の3校8学部を受験します。

・早稲田大学商学部
・早稲田大学社会科学部
・早稲田大学文学部
・早稲田大学文化構想学部
・早稲田大学人間科学部
・早稲田大学スポーツ科学部
・青山学院大学総合文化政策学部
・桜美林大学リベラルアーツ学群

そのうち、早稲田大学スポーツ科学部と桜美林大学リベラルアーツ学群に合格。

目標だった早稲田大学への合格を果たしたので、新たな進路へ進んだということになります。

おわりに

ここではまだコアな部分までは話しませんが、仮面浪人で良かったことと悪かったことがあります。

悪かったことは、一人で何とかやるしかないので、十分な指導は受けられなかったこと。早稲田大学に入学して間もない頃は、「河合塾に行っていたら、本キャン生になれたのかな」と、うずうずしたまま講義へ向かっていたことを思い出します…。

逆に良かったことは、一人で自由にお勉強ができるので、時間やルールに厳しい予備校生活をしなくて済んだこと

のちに詳しく話しますが、朝4時まで勉強して、10時に起きて眠いまま英語の講義へ向かうという生活をしていました。他にも、昼寝をしたり、散歩をしたりしていました。

そういう自由なやり方だったから、私なりに成績を上げることができたのかもしれない。むしろ、予備校通いであったら高校時代のように勉強もろくにせず、2浪になっていたのかもしれないと、最近では思うようになりました。

今後はもっと具体的なケース(英語の長文の読み方とか)に立って、いろいろと話せたらいいなと思っています。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

また!