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実力診断テストへ行ってきました。
4月30日に行われた「Hello! Project 研修生発表会 2023 ~春の公開実力診断テスト~」へ行ってきました。
行程は次の通り。
4/29(土) 22時に退勤
山口宇部空港に近い温泉宿泊施設へ前泊
4/30(日) 9時に空港・着
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10時15分に離陸
11時30分頃に羽田空港・着
14時15分頃に会場・着
16時30分~19時30分頃 公演
20時前より 反省会(飲み)
23時30分頃 解散(だったと思う…)
5/1(月) 11時頃 起床
帰るまでに暇なので、本物の和処黒木へ
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22時頃に帰宅
スピード違反で8万円を失ったりして、今回はお金がないので
GWはこのくらいで締めました。
さて、オムニバス形式でいろいろと話していきます。
4月の八王子はまだ寒い
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例年とは違って、4月に行われた実力診断テスト。そして、中野エリア改修に伴い、聖地ではなくJ:COMホール八王子での開催となりました。
我が軍ゆかりの地とはいえ、今回が初上陸の私。暖かい瀬戸内からという考慮をも超えて、会場は寒かったです(雨も降っていたしね)。
思えば、初めて投票に参加したのが18年度(島倉りか・BP賞)で、その時は23歳。青臭い就活をしていたこともあって、プレーンのスーツで会場入りしました。翌年以降、社会人となってからは、ドレスコードもないわけで、スーツで行かなくてもいいのだけれど、毎年スーツを着ていました。20年、21年は配信の向こう側でスーツ。それは、初回で何か厳粛なものを感じたからです。
年々イロモノの着こなしにはなっていますが、遠征の中でも正装で参加する。来年もそうなると思います。
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研修生人気というのはメディア露出とともに上がってきていて、いつの間にか「実診」というカジュアルな呼び名も定着しましたが、効率化では見てはいられない研修生現場としての価値は、忘れたくないものです。
星部くん、君はイケる口だね
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ゲスト審査員は歌、ダンス指導の上野まり子先生とみつばちまき先生。それに加え、宮本佳林と小片リサというラインナップ。ここまでで昨年と何一つ変わりがありませんが、今回ここに星部ショウ氏が加わりました。
様々な事情で、会社人クラスの審査員が見送りとなったのでしょうが、この星部くんが最高に良かった。
YouTubeで行っている楽曲解説のような、細かい意見を投げる中で、研修生たちを褒めていました。
個人的に良いなと思った瞬間は、BEYOOOOONDSとの対比や、BEYOOOOONDSとの関連話が出てきたところです。
もはや研修生出身者が少ないグループのほうが少ない昨今ですが、その中でもBEYOOOOONDSとOCHA NORMAは割と同世代でしのぎを削っていた子たちがそのままメジャーグループとなっている組織です。特にBEYOOOOONDSは、当時の精鋭たちをそのまま新グループに入れて、昇格させたといったイメージ。それがもう4、5年も前となると、まさに彼女らが熟してくる時期です。
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そんなノリノリの彼女らに楽曲提供を行う身として、比較し論評頂けたということは、この子たちにもその未来はあるということ。
オタクは勝手に未来を楽しみにしていますが、プロから見てもそれでいいよと言ってくれているような感覚でした。
星部くん、来年もよろしく頼むね。
なんだか分からないけれど、面白い
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これはかつて、タモリ氏が駆け出しのとんねるずに対して評した言葉です。私はこの一年間、こんな感じで後藤花を見てきました。
研修生で初めて、推しをたった一人に定めた子。それまでのように皆をできるだけ平等に見て、全ての景色から全てを感じとるという見方をやめている自分がいました。
だからその分、この子のミスがよく見える。最初の公演では1曲内で数発もあるミスを数えるのが忙しいという感覚がありました。
でもなんだか面白いし、この子のモノは良いんだろうな。
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2回目の公演となった2022年6月でも、減ってはいるけどミスは多いまま。でも、ちゃんと「過去の自分」~レッスンでの記憶~から思い出そうとしていました。
周りを見て振りを思い出していたのが1回目、2回目はそれをしなかったという成長が感じ取れて、やっぱりこの子は面白いと思いました。
振りに支配される研修生たち
振り付けは当然、歌の歌詞や音程と同じで、事前に決まっているものです。その振り付け通りに踊ることができないといけません。
けれども、その振り付けに締め付けられ、自分のダンスをできない研修生は多く、お手本の通りにやってみただけで何も魅力はないという状態が、研修歴の浅い時期には見られます。
※ほとんどの研修生が次第に克服していきますが
そんな中、この後藤はというもの、振り付けに支配されるという期間がなかったように思えます。
普通は「間違えたくない」が勝つところですが、自覚があるのかないのか、正解であってもアイドルではない、な振り付けをすることがなく、それが自信のあるように見えていたのかと今になって思います。
おはスタでの活動や、発表会の中でも中心の存在になっていきましたが、それはもともとの持って生まれたものだと思います。適切な努力ができるというのも、その子からすれば努力ですが、これも持って生まれたもの。
今日の公演で、その全てを見たような気がします。
「Be Alive」で泣くとは思わなかったな…
今日は2位であることに誇りを持って下さい。おめでとうございました!
3番手に食い込んでくるのは…
大勢の予想()通りに二人が受賞者となった中で、3番手に食い込んでいけると言えるのが下井谷ではないでしょうか。
長く見える身体と年齢を武器としたオトナなパフォーマンスを見せてくれたと思いますが、1曲を通してのリズムのズレが玉にキズだったと思います。
普段の研修生発表会では、1曲の中で各人がそれぞれのパートを担当します。すると、悪い言い方をすれば、そこだけ合っていればいいわけです。
それ以外の部分はたとえ音程がズレていても歌うわけでもないし、リズムもダンスには影響が出ますが、それも大したことはない。
こと、下井谷幸穂ちゃんには、この「ここだけは決める」という意識が強かったように思えます。
※それだけ、「任されたところは最低限」という責任感の強さは感じますが
12月公演での「初めてを経験中」で、その部分が垣間見え、他の登場部分でもそうなんじゃないかという見方を持ちながら見ていました。
フレンドパークみたいな下井谷
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プロ野球中継もない曜日だし、そういう人は多かったと思う。
幼い頃に見た東京フレンドパークでは、恐竜が吐く火の玉を適切なタイミングで止める競技がありました。
パートナーのポンプ作業が火の玉のスピードを決める。そういったある程度の前提知識があり、イチ、ニの、サンで飛び込めばどうにかなる簡単なゲームでした。
今思えばルール自体も簡単なものでしたが、下井谷さんのリズムの取り方がイチ、ニの、サンで飛び込めばどうにかなる、まさにこれだったなと、実診終わりにして回顧しています。
今後、「1曲を歌っている」という意識がもっと芽生えてくると、向かうところ敵なしの研修生になっていくでしょう。
伸びるかは分からないけれど、もうそれでいい
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赤丸急上昇中の林仁愛ちゃんですが、実診以降での伸びを期待されての推しが各所で目立ちます。
端的に言ってしまえば、「もっと歌えるようになる」という期待でしょうが、「もっと」というニュアンスは私の中では違うかなと思っています。
今回の2曲のパフォーマンスを見て、おおた牛一氏制作のチェックシートに「歌の出力が高い」と記しました。「『出力』という表現が良いね」と、同席のオタクの方から言われ、浮かれ気分になってしまいましたが、出力と表現したのは、そこに方向や質の変なテクニック性がなかったからです。
変に小手先のことを覚えたり、それに走ったり…。そんなことはしなくても、「もっと」はなくてもいいのかなというのは、こういうニュアンス。
今後、パフォーマンス面で更なる実力は付いていくでしょうが、上手くはならなくても、
出力のあるこの声が好きだな
正確に示すこのダンスが好きだな、というものがあります。
気長に見るのができるのも、研修生の魅力です。
課題曲制度の是非
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良い制度だと思うよ
多くのオタクが話題にする課題曲制度。手探りの昨年とは違って、今年はその意義が確立されているように思えました。
私は課題曲制度には賛成です。理由は
①原曲に忠実になれる基本的技量を測る(対照実験的な見方)
②順番による印象のブレを緩和できる(どうしても先頭が不利だった)
①においては、あえて誰かとの曲被りを起こすことで、横の目線で実力を推し測れるという面と、短期間で(特段思い入れもないような)楽曲をモノにすることが求められるということで、基本的技量がまずはないといけないという面が大きく改善されたと思います。
②は言うまでもないでしょう。今年はたまたま課題曲も自由曲も先頭が吉田姫杷ちゃん、トリが上村麗菜ちゃんでしたが、今後は大丈夫でしょう。
8人に対しての選択できる曲数が多いなど、まだまだ課題点も多い制度ですが、今後も続けて欲しいです。
そして、課題曲側で魅せるという「定期テストタイプ」の子も出てくることでしょう。
その際には、反省会(飲み)での議論も盛り上がってくると思います。
牧野さんをまた見たい、研オタなんてそんなもんだよ
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投票時間には各人のパフォーマンスが放映されていましたが、その時間には牧野永愛ちゃんのパフォーマンスを見て、笑ってしまう研修生オタが多数いました。
笑うのは失礼なんて思いません。だって、できていないんだから。
そんな風景が戻ってきたなと思い、懐かしさを感じました。
近年の研修生は、とかく水準が高く、パフォーマンスを魅せるなんてことを平気でこなしてしまいますが、本来はオーディションに通らなかった人たち。できなくて恥ずかしいことは、一つもありません。
大量に入れていないから、一人ひとりを大切に育てていく。
選んでいるんだろうから、一人ひとりの初期値や、成長のレベルが高くなっていくのも必然的です。
ですが、それが「研修生らしさ」では、決してないと思います。
完成度の高さだけに魅せられているわけではなく、昇格に向けて、自分にとっての適切な努力をする姿に胸を打たれるのです。
最近忘れかけていましたが、こういう子が見れるのは研修生現場だけですね。後藤花ちゃんが推しではありますが、この子を一番に考えていきたいとも思いました。
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初代ベストパフォーマンス賞の人に言われたね
かつて研修生現場は、オタクが最後にたどり着く場所などど評されたこともありますが、その「最後」の前には、推しの卒業や人気メンのスキャンダル、スキル厨に接触厨と様々な経験を重ねています。
何もしなくて、ここに来た人はいない。
だからこそ、この牧野さんを大切に。牧野さんを見るために、現場に行きます。
研オタなんてものは、そんなものです。
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次は6月の発表会になるでしょうが、おそらく大阪のみの参戦となります。
東京はオタクを始めた(現場に行き始めた)土地なので、よくしてもらった人も多く、たまにしか会えませんが、会えると嬉しい。
今回、文章を書くということが久々にできました。
ここまで怖かった…
書くことが怖いという恐怖心が1~2年近くありましたが、今回を機に、マイペースに書くことが再開できそうです。
私自身もここから一歩が踏み出せるような気がするので、次の一歩を踏み出す研修生たちをこれからも見続けていこうと思います。
牧野さんは良いねぇ…
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