【読書メモ】丸くおさめる交渉術


丸くおさめる交渉とは利他の交渉

- 相手を打ち負かす交渉ではなく、相手が喜び、自分が得する交渉
- 交渉の事前準備で最も大切なことは「バトナ」

3つのポイント

- スピード決着を図る
- 相手の期待値を飛び超える
- 長期的な利益を優先する

スピード決着を図る

- かけひきをしない
- 返事はいつでも素早くする
- 上手に期限を利用する

相手の期待値を飛び超える

- 交渉に入る前の事前準備が重要
- 相手が喜ぶ条件を考える
- 自分が得する条件を考える

長期的な利益を優先する

- 目先の利益ばかりを追いかけてしまうと、相手には嫌がられ、周囲からは尊敬されない
- 交渉が感情に流され易くなる

- 短期的な利益ばかりに執着せず、長い目で見て得すればいいと考えると、相手の理解も得られやすく、結果的に長く成功し続けられる
- 今回の交渉が決裂してしまったとしてもあなたが断ったことに相手が納得したり、断った相手があなたのことをよく理解してくれたりするのでご縁が切れずに次につながる

バトナ ( B A T N A )

「目の前の交渉相手と合意ができなくても困らない他の代替案 」のこと
前提の力関係を最初から暗黙的に交渉の中で出されないようにする為や、心理的にフェアな状況である事を認識してもらう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?