【読書メモ】世界一シンプルな経済学

- 過去を忘れるものは過去を繰り返す運命にある

- 先達の思想をすべて退けてよいと考えるなら、自らの思想が後世に何らかの価値をもたらすことも望み得ない
アメリカの哲学者 モリス・R・コーエン

- 経済学とは制作の短期的影響だけでなく長期的影響を考え、また、1つの集団だけでなくすべての集団への影響を考える学問である

- 戦争による破壊が総需要を増やすと考える人は、需要と供給が表裏一体の関係にあることを忘れている
- 需要と供給は、逆の側から見れば同じものである。供給は需要を生む。究極的には需要なのである

- 必要と需要は違う
  - 需要は購買力を伴わなければならない
  - 必要だけでは新しい産業はなかなか興らない

- 長期的影響だけを考えるのも正しくない
  - ある政策が長い目で見れば社会全体に利益をもたらすとしても、それによって短期的に損害を被った集団の不運は見過ごされてしまう

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