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自分にとって本当に一番大切な人はどこにいる?

自分の人生にとって、遠い人の事には気を遣い、一番身近な人には気を遣わない。とてもおかしな構造だ。とはいえ、この事実には最近になってやっと気付いた。

僕はどこにでもいる会社員勤めだった。朝、家族で食事をし、各々が準備を終えたらそれぞれの場所へ向かう。そして、僕が次に家族に会うのは次の日の朝。ふと思う時もあった。

誰のために働いているのだろう

現在の妻と出会った時、この人のことを幸せにしようと思った。
妻が妊娠した時、心から喜んだ。
妻が子供を出産した時、守るべき対象が増えたと同時に、喜びは何倍にもなった。

いつからだろう。そんな大切な人たちの事を後回しにしてしまっていたのは。サービス業で働いていたので、土日は当然休めない。(今考えればそれすらもよくわからない構造だ)

子供たちのイベントには、ほとんどの確率で不参加。休みの日もアルバイトの子で欠員が出れば、人が集まらなかったら出勤する。

自分で選んだ道とはいえ、大切な人と過ごす時間は極端に少なかった。そして僕は、会社に依存する生活を送っていた。

※執筆途中

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