不良は嫌いだが不良ドラマは好き

「てめえらなんかよぉ!…俺一人で十分だ」


たぬきちです。
すっかり期間が空いてしまいました。


ヤンキーが出てくるドラマって減ったなあ…と思う今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
仕事に忙殺されていた私は、机に山積みになった大量の資料と無限に送られてくるEメールの嵐を目の前に「てめえらなんか俺一人で十分だ」とひたすら働いていました。一人じゃ無理でした。

一昔前は、学ランをだらしなく着こなした3年〇組の愉快な仲間たちが大暴れする学園ドラマがたくさん放送されていたのですが、最近の学園ドラマに登場する学生たちは、どこか闇を抱えてはいるものの、あからさまないわゆる「ザ・ヤンキー」が少なくなった気がします。

少し前だと「今日から俺は!」が放送されて人気を博していましたが、あれは一周回って昭和風のツッパリを描いたドラマでした。
令和の高校生を描くドラマでは、金髪やリーゼントなど出てくるはずもなく、ブレザーを着こなした黒髪の優等生たちばかり…それが今のリアルなのかな、と思ったりするわけです。


今日は、そんな私が当時ハマっていた、いわゆる不良が登場するドラマをランキング形式で紹介していきます。



第5位:ヤンキーとお嬢様が同じ学び舎に…

第5位は、2012年に放送された「私立バカレア高校」です。主演は現SixTONESの森本慎太郎、AKB48の島崎遥香。
森本君は、ヤンキーが集まる「馬鹿田高校」の番長・桜木達也、島崎さんは、お嬢様が集まる「第一カトレア学院」の生徒会長・真行寺文恵を演じています。
ある日、馬鹿田高校が第一カトレア学院に吸収合併され、「第二カトレア学院」という共学校になります。ヤンキーとお嬢様という正反対なもの同士が共に生活する中で起きる事件を描いた学園ドラマです。

ちなみに、この時馬鹿田高校の生徒役で出演した6人が、やがてそのままSixTONESとしてデビューすることになります。今やセンターのジェシー君は、たまに英語をしゃべるヘッドホンキャラで、この時はあまり目立たないポジションでした。

また、達也の亡き兄役に元NEWSの内博貴君、達也のクラスメイトで2年留年している友人役にHey!Say!JUMPの高木雄也君、達也の担任役にKis-My-Ft2の宮田俊哉君が出演するという、そうそうたるメンバー。

さらに、本作は映画化され、映画では達也たちのライバル校の生徒役でSnowManの6人が出演しており、SixTONES vs SnowManを見ることができるのもアツいですね。
ちなみに、ライバル校番長役・岩本照君の兄役で、Kis-My-Ft2の玉森裕太君も出演しています。


第4位:キャバ嬢が不良クラスの担任に…?

第4位は、2011年に放送された「美咲ナンバーワン‼」です。香里奈演じる
高校教師、天王寺美咲が担任として就任した御堂学園高校2年Z組は、不登校生徒が集められた特別クラス。そんな生徒たちを登校させるため、美咲が元キャバ嬢の経験を活かして奮闘する物語です。

メインの不良生徒役を演じたのは、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔君、北山宏光君です。藤ヶ谷君はリーダー格の九条和真役を、北山君は冷静な相棒の湊亮介役をそれぞれ演じています。

キスマイがデビューする少し前だったので、この時二人はジュニアということになりますが、今の姿からは想像もつかないほどチャラチャラ・オラオラ系!彷徨う前髪の藤ヶ谷君や眩い金髪の北山君を見たい方は是非。デビュー前のギラギラなキスマイを堪能できます。

ちなみに主題歌は「No.1〜FIRE BEAT」という曲ですが、キスマイのジュニア時代からの代表曲「FIRE BEAT」をアレンジしたものです。


第3位:ごく普通の少年がある日、広島暴走族のリーダーに

第3位は、2013年に放送された「BAD BOYS J」です。主演はSexy Zoneの「ケンティー」こと中島健人。

ケンティー演じる温厚な少年・桐木司は、ひょんなことから不良たちの抗争に巻き込まれ、不良グループ「極楽蝶」のリーダーに就任する。その後数々のチームとの抗争を繰り広げていく物語です。

極楽蝶のメンバーを演じるのは、Snow Manの岩本照君・深澤辰哉君・渡辺翔太君です。3人とも当時ジュニアです。私がこの3人をハッキリ認識したキッカケと言っても過言ではありません。

また、広島最強の武闘派チーム「BEAST」のリーダー役をKis-My-Ft2の二階堂高嗣君、メンバー役を元Love-tuneの森田美勇人君・諸星翔希君が演じています。

ホストのようなチャラ男集団「Nights」のリーダー役をA.B.C-Zの橋本良亮君、メンバー役を元Love-tuneの安井謙太郎君・萩谷慧悟君、現Travis Japanの七五三掛龍也君が演じています。

また映画版では、元極楽蝶のメンバー役でジャニーズWESTの重岡大毅君も出演しています。

とにかく岩本君の不良役がハマっていた印象があります。また今はそれぞれの道を歩んでいるジュニアたちが一堂に会するのも見どころです。


第2位:仮面をかぶった教師が不良たちを徹底的に更生

第2位は、2013年に放送された「仮面ティーチャー」です。主演はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔。

不良はびこる荒れた学校を更生するために政府が施行した「仮面ティーチャープログラム」。それは仮面を被った教師が、暴力で生徒を教育するものだった。そんな仮面ティーチャーの1人、藤ヶ谷君演じる荒木剛太は、暴力による教育に疑問を感じ、拳を封印します。
しかし、荒木が新たに配属された華空学院高校は想像以上に荒廃し、不良生徒が牛耳っていました。そんな生徒たちと荒木の葛藤を描いた物語です。

不良生徒のリーダー役をSexy Zoneの菊地風磨君、その仲間役でSixTONES京本大我君、King&Princeの岸優太君が演じています。
また、荒木のクラスの謎めいた生徒役でSixTONESのジェシー君も出演しています。
そして、荒木が熱中するドラマ「金髪先生」の金髪先生役で、A.B.C-Zの塚田僚一君が出演しています。

また、スペシャルドラマ版では、荒木が新たに配属された学校の生徒役で元love-tuneの安井謙太郎君、SixTONESの松村北斗君・田中樹君が出演しています。

さらに映画版では、生徒会長役でジャニーズWESTの小瀧望君、生徒会役でSnow Manの佐久間大介君、阿部亮平君、宮舘涼太君が出演しています。

今をときめく若手ジャニーズたちが集まる名作です。当時はSixTONESもキンプリも結成されていなかったので、この中から近い将来同じグループになる仲間が出てくると考えると感慨深いですよね。


第1位:任侠一家の娘が不良クラスに熱くぶつかる、ヤンキードラマの金字塔

第1位は、2002年・2005年・2008年に放送された「ごくせん」です。もうこれは敢えて語る必要ない名作中の名作ですね。不良ドラマの金字塔と言っても過言ではないでしょう。主演は仲間由紀恵さんです。

任侠一家の一人娘として育った山口久美子(通称:ヤンクミ)が、高校教師として不良クラスと向き合う学園ドラマです。2002年の初回放送から全3シリーズに渡り放送されています。

2002年の第1シリーズでは不良クラスのリーダー役を嵐の松本潤君、
2005年の第2シリーズではKAT-TUNの赤西仁君・亀梨和也君、
2008年の第3シリーズではHey!Say!JUMPの高木雄也君、現ジャニーズWESTの桐山照史君・中間淳太君が演じています。

個人的には第2シリーズが印象深いですね。赤西君と亀梨君は当時まだデビュー前でしたが、2人ともジュニアとは思えない圧倒的なオーラを放っていて、KAT-TUNの名前を全国に轟かせた作品と言っても過言ではないでしょう。当時は周りの女の子たちがみんな仁派だ亀派だと騒ぎ立てていました。

ちなみに冒頭の「てめえらなんかよぉ!…俺一人で十分だ」は第2話で大勢の他校の不良生徒を前に赤西君が放った一言で、今でも私の中の座右の銘として輝き続けています。また、ヤンクミに向かって赤西君が放った一言「男は強くなきゃ意味ねえんだよ」の時におでこをトンッと触る仕草は今でも時々真似します。そのくらい、当時の赤西君は私の人格形成に大きな影響を与えました。

空前の大ヒットドラマとなった第2シリーズから、満を持して迎えた第3シリーズ。演技経験があまりなかった高木君をメインに起用しましたが、ライバル役の三浦春馬君との差が出てしまったように感じます…。一方、当時関西ジュニアのツートップを張っていた桐山君・中間君はそれぞれの役をナチュラルに好演していました。

また、ごくせんは映画化されましたが、その時のクラスのリーダー役でKis-My-Ft2の玉森裕太君が出演しています。
さらに、第二シリーズで生徒役として出演していた亀梨君が、教育実習生役として出演するという粋な演出もあります。



バーッと書いてしまいましたが、これらの不良ドラマは私の青春の1ページとして今でも鮮明に思い出すことができるかけがえのないものです。
自分だったら不良ドラマを作るときに誰を起用するかな…なんて考えるのも楽しいですね♪


今日はここまで!

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪


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