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黒単リアニメイト調整備忘録

黒単リアニメイトは素晴らしいぞっ!

2023/11/19 中津レガシー。
主催者様が12月は死ぬほど忙しいとのことで年内最後の中津レガシー。
前回、前々回と調子が良くて決勝戦まで進めた反動か、見事に1-3で予選ラウンド敗退。――無念。
結果はイマイチだったものの調整指針とかは悪くないと感じたので今後見返せるように記録しておきましょう。



《メインボード》
2:偉大なる統一者、アトラクサ
1:グリセルブランド
2:残虐な執政官
2:墓所のタイタン
1:セラの使者
4:悲嘆
4:暗黒の儀式
4:納墓
1:無名の墓
4:再活性
4:動く死体
2:Dance of the Dead
4:思考囲い
4:集団的蛮行
1:強迫
1:骨の破片
1:Lake of the Dead
18:沼
《サイドボード》
4:ダウスィーの虚空歩き
4:虚空の力線
2:Helm of Obedience
1:漸増爆弾
1:カーンの酒杯
2:シェオルドレッドの勅令
1:不敬な教示者

2023/11/19 中津レガシー

【リアニリング】は断念したので至って普通の【黒単リアニメイト】です。

・今回の調整ポイント

1.釣り竿の増量

今までは《再活性》《動く死体》の8枚体制でした。
赤黒リアニメイトなどは速効性を重視するために《死体発掘》を含めた12枚体制が基本だと思いますが、黒単は速効性よりも『ハンデスでしっかり妨害を吐かせて釣り上げる』のが基本プランです。
そんな中で釣り竿を増やすという選択肢を取ったのは《悲嘆》の存在。
墓地にフィニッシャーが存在しないのに手札に釣り竿ばかりが溢れかえる。
――リアニを握っていれば幾度となく遭遇する事故の一つです。
しかし《悲嘆》は手札でだぶつく釣り竿をハンデス呪文に変えてくれます。
釣り竿というコンボパーツを増やしながら、同時に妨害の枚数も増やすことが出来るのですから最高です。

懐かしのChoo Choo TRAIN

《死体発掘》ではなく《Dance of the Dead》を採用したのは以下の2点が理由。
・《偉大なる統一者、アトラクサ》の誘発能力を考慮して『エンチャント』枠を増やしたい。
・《死体発掘》で相手の墓地から生物が釣られるのも避けたい。(スタックで沼サイクリングされてトロールが出てくるなんて絶対ゴメンです)

《悲嘆》も《納墓》も釣り上げたい生物も引けずに釣り竿ばかりを重ね引く?
そんな時は潔く諦めましょう。コンボデッキならそんなこともあります。

2.《トーラックの賛歌》の不採用

《思考囲い》に次いで大好きなハンデス呪文《トーラックの賛歌》。

絵柄がいっぱい《トーラックの賛歌》

レガシーを代表する呪文と言っても差し支えないほど強力なんですが今回は不採用。理由は『ピーピング能力の重視』です。
相手の手札を締め上げるのは確かに強力ですし、憎き《カラカス》を落とせる貴重な手段。ですがリアニにとって重要なのは相手を締め上げることでは無く、カウンターや《外科的摘出》の有無を確認すること。
そう判断して《強迫》へと交換しました。
(元々は2枚採用だったのですが、直前に1枚を《無名の墓》へと変更)


結果は振るわなかったが…

1-3という結果が全てではありますが、上振れ下振れはコンボデッキの宿命です。
土地もハンデスも釣り竿もある。手札に来たクリーチャーを墓地に落とす手段もある。でも最後までクリーチャーも《納墓》も引かずに敗けるなんてのはままある話。
クリーチャーの枚数などを再検討する余地はありますが、《納墓》や《無名の墓》と併せて12枚ほど『当たり』のカードがあるのならば数ターンの内に引けると期待しても良い割合でしょう。
結果は結果ですが、今回の調整方針は間違っていないと思――いたいなぁ。