R4予備・R5司法合格者が、R6予備論文を手書きで書いてみた(労働法編)
こんにちは。DAIです。
9/7~8の2日間に渡りR6予備試験の論文式試験が行われました。まずは、2日間戦い抜いた受験生の皆様、おつかれさまでした。今はゆっくり身体を休めてください。
さて、本記事のタイトルにもある通りですが、私はR4予備・R5司法試験に合格しています。そんな私が、時間を計ってR6予備試験を手書きで書いたらどうなるか、公開いたします。
先にお話しておきますが、私はR4予備試験の論文式試験に393位/481名で合格しています。司法試験も800位台なので、上位合格者ではありません。また、何ら参照せずに書いていますので、内容も正確ではありません。
もちろん、A評価レベルを狙って書きますが、全科目B~C評価以上のレベルでまとまればよいなと思いながら、とにかく10科目通じて落ちない答案を書きます。
なお、ネタバレが嫌な方や試験情報に触れたくない方は、そっと閉じてくださいね。
過去の労働法の成績はこちら(R4予備:A R5司法:38.94点)
ちなみに、初見で解くために、事前情報を排除しています。憲法、行政法、刑法は試験情報に触れてしまいましたが、労働法は排除することに成功しました。
第1、初見一読の感想
まずは設問を確認。設問1は労組法。設問2は懲戒。労組法についてはほとんど触れてないから、設問1が鬼門っぽい。
設問1の問題文を読む。んん~、不当労働行為に当たるんだろうけど、不利益取扱いと支配介入どっちだろう…。不利益取扱いって人事上の処遇に対してなされるイメージあったけどなぁ。支配介入で良いのかな。もう忘れててヤバイな。とりあえず支配介入で行こう。
施設管理権との衝突が問題になるんだろうか…そして仮にそうだとしたら支配介入の要件どっちに位置づけて論ずればいいんだろうか…というか慣習によるルールも問題になるのではないか…要件との絡ませ方が難しいな。
設問2は懲戒を真正面から聞いているから、全要件検討!三段論法で戦おう。
第2、手書き答案
問題文へのマーク、メモ書きも含まれています。
第3、感想
70分フルで使わせて頂きました。
本業との関係で、労基法・労契法絡みはまだなんとなく分かるのですが、労組法は全く実務で触れないので、設問1は書き直したいですね。あとで復習して、もう一度検討してみたいと思います。
設問2はそこそこ書けた方だと思います。要件も整理できたし、三段論法で書けたし、問題文の事実も上手に振り分けられたと思います。
第4、まとめ
予備試験に選択科目が導入されてから、初めて労組法からの出題がありましたね。私は記憶の減退が激しくて、上手に書けませんでした。
さて、R6予備試験手書き答案も、なんとか無事に完走することが出来ました。1日1科目ずつ書いて、なんとか10日間で終えられました。ホッっとしています。
これから、各予備校や、受験生の生の再現答案を拝見して、まだまだ検討を重ねたいと思っています。
もし、このR6手書き答案をお読みくださっていた方がいらっしゃいましたら、10日間お付き合いくださりありがとうございました。
今年論文式試験を受験された私の受講生たちには、「カンニング防止のために、手書き答案作成が終わってから再現を拝見します」とお伝えしていたので、早速本日から受講生の再現答案の分析に入りたいと思います。
まだまだ頑張ります。
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