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20220528-29_辰巳法律研究所論文予想答練第2回

本記事は、2022年5月28日〜29日の2日間にわたり、会場受験した辰巳法律研究所による論文予想答練(短答合否発表前コース)第2回の結果です。

定価は、2回分で53,200円ですから、1回あたり26,600円となります。他講座(予備試験総択)との抱き合わせによるパック割引や受験生割引と併せて10%オフとなりましたので47,880円(1回あたり23,940円)となりました...💸

これ以降、平均点等の情報が含まれており、難易度が予想できてしまうこともあります。
また私の感想も含まれていますので、まだ解いていない方・これから解く方はご注意ください。


===⚠️以下、ネタバレ含みます⚠️===

注意1:調整前の素点です。調整後の点数は公開されていないので分かりません。
注意2:「参」とあるのは参考答案に選ばれた科目です。

憲法45参
行政20
刑法28
刑訴30
労働20
民実39参
刑実35参
民法25
商法34
民訴22
総合計298
(参考)第一回目の総合計は322

公法系

憲法45
行政法20

憲法は個人的に苦手な条文があり、この1年くらい定期的に学習してきた条文からの出題だったので、自信を持って書けた。
行政法は、行訴法の基本的な条文が読めていなかったことに気づいた。本答練では点数は伸びなかったが、次出たら必ず取れるように復習したい。

刑事系

刑法28
刑訴30

刑法はメインで問われた犯罪は予備過去問でも問われていたので書けたと思っていたが、当てはめがあまり評価されなかった。添削コメントをしっかり確認したい。サブ犯罪も何罪が成立するか分かったが、論文で書いたことがなかったので、定義を知らず三段論法を崩したため、伸びなかった。
刑訴は第一回目に続きまたしても規範があやふやだった。しっかり叩き込まないといけない。また「とにかく三段論法で書け」としつこくコメントで指摘されたため、意識して癖を直さなければならない。

労働法

労働法20

設問2が全く分からなかったので、設問1に全力を注いだ。設問2は題意を捉えきれず、1点すらも取れなかった。つらい。

実務基礎

民事実務39
刑事実務35

民事は要件事実ばかり学習していて、保全執行のことをすっかり忘れていた。現場でなんとか思い出してそれっぽいことを捻り出したので、失点を最小限に抑えられたと思う。
刑事は手続き系は押さえられたと思うが、事実認定で拾えるはずの事実を拾いきれず点数が伸びなかった。

民事系

民法25
商法34
民訴22

民法は設問2で請求の法的根拠の選択を誤った。なんとなく「こっちの方の根拠の方がトピックとしてホットだから」という謎の理由で選択したら間違えた。要件も満たさないように感じたが無理やり認定してしまった。途中でやっぱり間違えてるんじゃないかと感じた直感を信じて修正すればよかった。このせいで設問2が0点だった。アカン。
商法は第一回目と似た論点が出題された。同じようなことを答練で2度も書かせることなんてあるんか?と思ったけど、それしか思いつかなかった。設問2はどう書けば良いか分からず、三段論法がどこかに飛んでいった。
民訴は本当にマジで何を書けば良いか分からなかった。問いに素直に答える姿勢を意識して、問題文から離れずに粘ったつもりだったが、「問いに答えて」と添削コメントがあり、最後は自分でも何を書いているのか分からない状態だった。

第一回目より20点以上点数を落としたが、第一回目は直前に確認したエリアから出題が多くあり、運が良かっただけなので、第二回目が本当の実力に近いんだと思う。
知らない論点や考えたことがない問題が出た時に、私は急に作文になる癖があった。そこで、本答練の目的は、とにかく形式面だけは崩れないように書く点に定めていたが、意識的に守れたのは一部の科目にとどまった。

2回の本答練を通じて感じた課題は、
・行政法がヤバい
・定義・規範を暗記して三段論法を崩さない
・あてはめは事実→評価をもっと意識する
・条文から離れない

相変わらず仕事がヤバくて、未だに1日1〜2hしか勉強できていない。本番まであと1ヶ月しかなく、与えられた勉強時間は100hもないと思われる。
自分に必要な勉強は何なのかをしっかり見極めて、最も効果的な100hにしたい。

DAI

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