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20220521-22_辰巳法律研究所論文予想答練第1回

本記事は、2022年5月21日〜22日の2日間にわたり、会場受験した辰巳法律研究所による論文予想答練(短答合否発表前コース)第1回の結果です。

定価は、2回分で53,200円ですから、1回あたり26,600円となります。他講座(予備試験総択)との抱き合わせによるパック割引や受験生割引と併せて10%オフとなりましたので47,880円(1回あたり23,940円)となりました...💸

これ以降、平均点等の情報が含まれており、難易度が予想できてしまうこともあります。
また私の感想も含まれていますので、まだ解いていない方・これから解く方はご注意ください。


===⚠️以下、ネタバレ含みます⚠️===

注意1:調整前の素点です。調整後の点数は公開されていないので分かりません。
注意2:「参」とあるのは参考答案に選ばれた科目です。

憲法40参
行政30参
刑法28
刑訴29
労働37参
民実43参
刑実33
民法23
商法17
民訴42参

総合計322

公法系

憲法40
行政30


憲法はずっと苦手意識が拭えていないので、なぜ点数が跳ねたのかよく分からないが、こういう感じでいいのかと少し掴んだ感じがある。
行政法は参考答案に選ばれたものの、設問1で稼いで設問2はボロボロだった。2ヶ月ぶりに論文を書いたので、筆力が落ちていて公法系はいずれも2.5〜3ページまで書いて終わった。

刑事系

刑法28
刑訴29


刑法は盛大な挿入をしたので印象が悪かったと思うし、2ページに渡って長々書いた論点は全く書く必要がなく、点数が伸びなかった。
刑訴は規範をあやふやにしか記憶しておらず、あてはめもふわふわして伸びなかった。もう一度類似の事案を確かめておこうと思った。

労働法

労働法37


争点がはっきり分かり、三段論法も守れた。しかし、筆力が公法系・刑事系を経由しても戻り切らなかった。設問2を書き終えた時点で60分くらい経っており、設問3は問題点に気づいていたが、十分に議論を展開できず、半ページくらいで無理やり終わらせるしかなかった。

実務基礎

民事実務43
刑事実務33


民事は簡単だったと思う。要件事実もオーソドックスだった。
刑事は設問1で引っ張った条文に誤りがあり、点数をごっそり落とした。勉強不足だった。

民事系

民法23
商法17
民訴42

民法は条文に気づけたが、文言の解釈を挟まずに(というか覚えていなかったので、三段論法を崩して)ダイレクトにあてはめに入ってしまったせいで、点数が伸びなかった。また、別の設問では請求の法律構成の選択を誤り、点数を落とした。
商法は、設問2は何を書けば全く分からず、とりあえず条文を引いてそれっぽいことを書いたつもりだったが、採点者に「理解不足ですね」とコメントがあり、見事に見抜かれていた。
民訴は出たら嫌だなぁと思っていたエリアを勉強していた箇所から出題がなされ、ホームランを打てた。運が良かった。

短答式試験の本番から、本答練まで5日間しか猶予がなく、本当は論文を何通か書いて論文脳に戻してから答練に臨みたかった。だが、いかんせん仕事が忙しすぎて、ほとんど勉強は出来なかった。

1〜2時間ずつしか出来なかった。

ただ、こういうふうに強制的に論文を書かざるを得ない環境下に置かないと、いつまで経っても苦しい勉強から逃げて、楽な勉強ばかりしそうだと思ったので、申し込んで正解だった。

2日で10通書いたのも昨年の本番ぶり。
残り40日を切っているので、できる範囲で頑張る。

DAI

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