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日本人の約7割が陥ると言われている リーキーガット症候群とは?

こんにちは。だいすけです。

腸内環境の話で良く出てくる「リーキーガット」についてです。

どうやら、リーキーガットは【グルテンフリー】【菌ケア】が関わってくるようです。

この記事を読んだことにより、「リーキーガット」について少し詳しくなることができます。

▶︎目次
①リーキーガット症候群とは?
②リーキーガット症候群の主な原因は?
③リーキーガット症候群の症状の例
④リーキーガット症候群になるとどうなる?
⑤腸内環境に良い食事とは?
⑥リーキーガット症候群の対処法

①リーキーガット症候群とは?

リーキーガットとは「腸に穴が開く」という意味です。
「リーキー(leaky)」は「漏れている」、「ガット(gut)」は「消化器官、腸」という意味。 直訳すると、“腸の漏れ”によって起きるからだのトラブルのことで、日本名は「腸管壁浸漏症候群」。現代日本人の約70%がこの症状になっていると言われています。
※大きな穴が開くのではなく、腸の慢性炎症により腸の粘膜が破れてしまい小さな穴がいくつもあるというイメージ


②リーキーガット症候群の主な原因は?

・日常のストレス
・ジャンクフード
・砂糖食品の摂り過ぎ
・過食などの消化不良
・痛み止めや抗生物質
・ステロイド剤やピルのような医薬品
・アルコールやカフェイン
・栄養不足や慢性的ストレス

③リーキーガット症候群の症状の例

・肌荒れ
・アレルギー
・花粉症
・便秘
・肥満
・生活習慣病
・精神病
・自己免疫疾患(自分の免疫が自分自身を攻撃してしまうもの)

リーキーガットを起こした結果、どこにどんな影響が現れるかは正確にはわかっていません。
漏れ出した毒素や菌が肌で悪さをする(ニキビ、アトピーなど)こともあれば、そのまま脳で悪さをする(鬱やアルツハイマー、気分の低下など)こともあります。

他にも、身近な例で言えば花粉症。
昔はなかったのに、大人になってから出てきた……という方、要注意です。
慢性的なリーキーガット により、免疫が誤作動を起こし始めているのかもしれません。


④リーキーガット症候群になるとどうなる?


リーキーガット症候群になることで、通常は体内に入ってこないようなさまざまな「炎症誘発物質」が血液中に流入し始めます。
これらの物質は、私たちの体の免疫システムのバランスを崩し、体に炎症を起こします。

この、免疫システムの機能障害、体の中に起こった炎症がさまざまな病気の原因になることがわかっています。単に、お腹の調子が悪くなるということだけではなく、高血圧症や脂質異常症などの生活習慣病、ガン、膠原病などの免疫疾患などがリーキーガットと関係性があるということが、近年の研究からわかってきているのです。


それと、「遅延型アレルギー」が誘発されます。
これが「遅延型フードアレルギー」の原因です。
単に、アレルギー反応が起こるだけではなく、通常であれば栄養として吸収されるはずの栄養成分がアレルギーを起こしているのですから、栄養障害を合併することが多いです。
さらには、未消化な食物成分だけではなく、体にとっては有害な毒素や炎症を誘発する成分が体内に入ってくることによって、これまではなかなか原因のわからなかった、様々な不具合が起こってくるのです。

⑤腸内環境に良い食事とは?

・ できるだけ野菜や海藻、豆類を多く摂るようにする
・ 腸内の悪玉菌を増やすお肉を食べ過ぎない
・ 乳酸菌を含む食品などから善玉菌そのものを摂る
・ オリゴ糖や食物繊維など善玉菌のエサになる食品も積極的に摂る
 など、腸内からのキレイを意識した食生活を心がけ、不調を寄せつけないからだを 目指すのが良い。



⑥リーキーガット症候群の対処法

対処法は原因として挙げた二つを極力改善すること。

具体的には
・グルテンフリー
・菌ケア

の二つを実践することがよさそうです。
特にグルテンフリーは非常に有効で、慢性的な肌荒れが2週間のグルテンフリー実践でぐっと落ち着くこともあるそうです。
ただ、現代社会に置いて「小麦を一切食べない」のは、非常に酷というもの……そこで「菌ケア」も併せて行うことが重要なポイントになります。

特にリーキーガットの疑いがある場合は、腸内細菌のバランスが悪くなっている(または、そもそも数が少ない)可能性が濃厚です。そこで、何はともあれまずは「外からどんどん善玉菌を入れること」が重要です。発酵食品を取るのも良いですが、多くの論文では「手っ取り早く乳酸菌のサプリを投与する」方法をとっています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今日から腸ケア、頑張っていきましょう。


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