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父という存在

今日は父の日ということで、父の話をさせてください。私の父は典型的な昭和の亭主関白で厳格な人でした。

家のことは何もせず、すべて母親に任せていました。何か(新聞とってこいとか…)を頼まれたら、何よりも優先してやらないと怒られました。

高校生くらいになると、そんな父を鬱陶しく思うようになり、全く会話をしない時期もありました。

ただ、本人に伝えたことはありませんが、父のことは尊敬していました。

まず、仕事を休んだところを見たことがありません。体調もほとんど崩さず、朝早くから夜まで、時に夜勤や休日出勤もありましたが、黙って毎日仕事に行ってました。

仕事が楽しそうな感じでもないのですが、仕事の愚痴を聞いたことがありません。

出世するわけでもなく、毎日愚直にやるべき仕事をやっていたのだと思います。

私は小さい頃から父の背中を見て、仕事に対する姿勢を尊敬し、自然とその仕事のスタイルを目指そうとしている気がします。

幸い父はまだまだ元気にやっていますので、恥ずかしい気持ちはありますが、いつかこの話を本人にしようと思っています。そして、いつもありがとう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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