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ファーストの会よりあっちの方が気になっています。

都民ファーストの会が国政進出をすることになったそうです。本日、荒木千陽代表が会見を行い、党名は『ファーストの会』というそうです。

いきなりの国政進出に一部からは批判の声が上がっています。そして、これにより浮動票が分散されてしまうので、第三極と言われる政党は大打撃を喰らう可能性が高く、結果的に自民党など組織票を獲得出来る政党が喜ぶだけなんじゃないかと思います。

そして、もう一つ気になることがあります。それがSAKISIRUで書かれていますが、鳩山家がスポンサーということです。

実は鳩山由紀夫さんの息子さんの鳩山紀一郎さんは、日本先進会という政治団体を立ち上げて活動されていたのです。

YouTubeチャンネルを開設して情報発信していたので私はそれを観ていました。そして、その配信が4月19日で止まっているのです。最後の動画は衆議院選挙の出馬を断念したというものでした。

SAKISIRUの記事ではファーストの会から出馬を考えているということになっています。しかも東京二区と選挙区まで書かれています。

実は日本先進会の動画をいろいろ観ていくとわかりますが、鳩山紀一郎さんは・・

『自分たちの政策を捨てられないので、既存の政党には入れない』と語っています。

ということは、その鳩山さんがファーストの会から出るということは、ファーストの会の政策は日本先進会が主張していた『思いやりと合理性』を踏襲したものでなければ辻褄が合いません。

だとすると、会見で政策をしっかりと説明出来ないとおかしいはずですが、会見では政策の話にはならなかったようです。

鳩山家というのは、豊富な資金力と人脈があり、未だに政界に多大な影響をもっています。民主党が設立から政権獲得までいけたのは鳩山家が支えてきたからです。

そして、日本先進会が主張していた『思いやりと合理性』には同調出来る点がありました。

だから、私は日本先進会の動きには注目していたのです。

しかし、都民ファーストの会と簡単に合併してしまうのは、私としては残念に思います。(私は都民ファーストの会の都政運営にはほとんど同調出来ないので・・)

個人的な意見としては、ここは焦らずにじっくりと地道な活動を続けて、国政進出を狙える力を蓄えてから勝負してほしかったなと思います。