![青空](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15423904/rectangle_large_type_2_107d9b8876b056cae2a7e490c0781e79.jpeg?width=800)
青天の霹靂
「いらっしゃいませー!本日ご指名はございますか。」
「いや、ちょっと悩んでいるんだ」
「どういった娘がタイプですか」
「キレイ系であれば」
「それではお客様にはこちらの女の子はいかがですか」
やっぱり今回も外れだ。なんでこうも当たりが来ないのだ。
気分転換に熟女専門店にでも行くか。。
青天の霹靂の如く、これが大当たり。
これからも通い続けると決心するのである。
僕の日課は読書である。
素晴らしい書籍との出会いはこんな風に突然やってくる。
不思議なものだ。
どんなに見た目がよくったって、中身が伴わないとダメなのだ。
見た目が悪すぎると、一緒にその店から出ることはないだろう。
普段行かない地へ足を運び、半ば投げ槍に掴んだ”それ”は
思わぬ形で僕らの人生に光を放つ。
だからこそ、なんでもたくさん触れ合うべきだ。
きっと光をもたらす”それ”は僕らが思ってるよりも近くにいるんだろうな。
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