青空

青天の霹靂

「いらっしゃいませー!本日ご指名はございますか。」

「いや、ちょっと悩んでいるんだ」

「どういった娘がタイプですか」

「キレイ系であれば」

「それではお客様にはこちらの女の子はいかがですか」


やっぱり今回も外れだ。なんでこうも当たりが来ないのだ。

気分転換に熟女専門店にでも行くか。。


青天の霹靂の如く、これが大当たり。

これからも通い続けると決心するのである。


僕の日課は読書である。

素晴らしい書籍との出会いはこんな風に突然やってくる。

不思議なものだ。

どんなに見た目がよくったって、中身が伴わないとダメなのだ。

見た目が悪すぎると、一緒にその店から出ることはないだろう。

普段行かない地へ足を運び、半ば投げ槍に掴んだ”それ”は

思わぬ形で僕らの人生に光を放つ。


だからこそ、なんでもたくさん触れ合うべきだ。

きっと光をもたらす”それ”は僕らが思ってるよりも近くにいるんだろうな。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?