見出し画像

映画日記【花束みたいな恋をした】

とても印象的な映画だったので、重要なネタバレがないように、思いのままに記していきます。

有村架純のセリフで印象に残った台詞はいくつかある。(一言一句が正確ではない部分もあると思いますが、ご了承ください。)


・「白デニムを穿いている男性は、付き合っている男性でも少しだけ嫌いになります」
きっと既に視聴された方でも、このセリフを覚えていない方もいるのではないでしょうか。そのくらいどうってことないシーンでした。
では、何故印象的だったかって?
それはもちろん、僕が白デニムを穿いて映画を観に行ったから。
架純ちゃん。あの台詞は刺さったよ笑。でも、安心してね、穿き続けるよ。

御託ばかり並んでしまいましたね。
次は……
・「女性から花の名前を教わると、教えられた花を見たときにその女性を思い出すんだって」
これ。本当にその通りです。
元カノからは”ポインセチア”の花を教わりました。
この花自体はそこまで見かけることも多くはないのですが、ポインセチアどころか、花を見るたびに思い出しています。

画像1

ポインセチア。綺麗ですよね。
好きな花の名前がすっと出てくる女性は素敵ですよね。
僕なんかは向日葵しか思い浮かばない。
”じゃあ彼氏にお花の話してみよう”と思ったあなたへ。
その素直な心が、お花より素敵です。

・「彼は”電車に乗っている時”とは言わずに”電車に揺られている時”と言った」
実はこの映画、文化や芸術に触れることが大好きな二人の恋愛物語。
多くの文学作品名や映画名が登場してくるので、ファンには堪らないシーンも多くあると思います。
そして、言葉の言い回しや素敵な台詞がたくさん散りばめられてる作品です。
きっと、あなたの胸に、心に響く台詞もあるんじゃないでしょうか。

私は以前より洋画派というか、洋画以外はほとんど見ないんです。
飲み屋の女の子にたまたま勧められた本作は想像以上に良い映画でした。
洋画派とはいえ、私的邦画ランキングのトップ3には間違いなく入ると思います。
というか、見てきた恋愛映画の中ではこの作品を超えるものは見つかりません。その大きな要因の一つとして挙げられるのは菅田将暉と有村架純の演技力ですね。
単刀直入にいうと、まじで描写がリアルです。もうこれに尽きる。
特に恋人同士で交わす言葉の一言一句や、表情なんかが。
もう細かいところまで本当にリアル。
よくある邦画の恋愛映画なんてリアルなシーンのほうが少なかったりするのに。この映画は嘘っぽい演出のほうが少ないです。
もうここに関しては見て頂かないと分からないと思います笑
でも、菅田将暉ってやっぱすげぇ。って思わされましたね。
菅田将暉さん、本当にお願いだから、不祥事だけは起こさないでね。

良くも悪くも、私がこんな日記を書き始めるくらいに余韻に浸れた映画に久しぶりに出会いました。(ちなみに鑑賞したのは昨日ですが、まだまだ余韻に浸れています。)

ちなみに、予告編を見たとしても若者向けの予告編になっているので、まったく気にしなくていいです。


定期的に映画日記書いていきたいなぁ~。

#2021 .03.16鑑賞
#花束みたいな恋をした





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?