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ライブ「不思議な国のJUJU苑」に行って思うこと

JUJUのライブに大阪フェスティバルホールに行ってきました。もうだいぶ前にリニューアルされて大阪で音が良くて聴きに行きたくなる
ライブホールです。
とても良い音で素敵な時間でした。

このツアーは、
ユーミンのカバーアルバムが出たので
ユーミンワンダーランドと不思議な国のアリスをかけてその世界感を届けるということで、
演奏に4人バイオリン奏者さんがいたり、
コーラスも迫力のあるお姉様たちでゴスペルを
歌うような印象の方たちとナマの音にこだわって作ってる素敵な夜になりました。

電車から降りて堂島川と土佐堀川に挟まれて立つフェスティバルホールに向かうと
川沿いの通路がずっと公園のようにバラが咲き誇っていて春馬くんのストロベリーアイスはないのかなと探しながら気持ちの良い夕方の時を歩いているとツアートラックに遭遇しました。
それだけでついてるなあと嬉しくなってしまいました。
お洒落なJUJUさんらしく、ツアートラックも
やっぱりお洒落でした。

今回のツアーはユーミンのカバーアルバム
「ユーミンをめぐる物語」が出たことから。
前にテレビでこのアルバムのきっかけをJUJUさんが話していて「この数年起こったいろんなことで、もうこの世の中は、なにが起こるかわからないんだなと思ってしまって。だったら後悔のないように自分の好きな人には好きとちゃんと伝えたいと思って、ずっと好きだったユーミンに気持ちを書いたお手紙を届けて、それがきっかけでできたアルバムなんです」というようなことを聞いていて。
この数年に起こったいろんなことの中に
きっと春馬くんのことも、あるのだろうなと思ってしまったのでした。

ライブのストーリーは不思議な国のアリスが
夢の中でいろんなことが起こってJUJUさんは
アリスの設定。
帽子を被ったダンサーさんがウサギ役。
ウサギがアリスを夢で案内してくれながら、
衣装替えも手伝って、次々に歌の途中で華やかな衣装にステージ上で変わっていき、
目でも楽しませる構成。
2階席だったため、しっかり衣装やJUJUさんの
印象そのものの靴が見れないことがちょっと残念。
キンキーブーツもローラの靴の話だし、
靴ってやっぱりそれで物語になるほどに印象的なんだと思ったりします。     

ライブに戻ると、そのアリスの夢をJUJUさんが話してくれる。それに伴っていろんな曲を届けてくれるのですが、前半はJUJUの曲。
後半からはずっとユーミンの懐かしい曲でした。
松任谷正隆さんがJUJUに合わせて
アレンジも変えていると聞いていたのですが、
ユーミンの曲は時代を超える名曲ばかり。
懐かしい想いに浸りながら聴いていました。
ラストにアリスが夢から目覚めると、
ウサギの声が耳元で、いなくてもいつでもずっとそばにいるよという声を聴くこと。
その流れでの「奇跡を望むなら」でした。

聴きながら、ずっとその言葉がリフレインしていました。私たちにとって、ずっとそうなようにJUJUさんにとっても春馬くんは、ずっとそばにいる人なのだと思います。
春馬くんが旅に出た時、コメントはしません。
わたしは歌手だから歌で想いを届けますと言ったJUJUさん。想いを届けてもらったライブでした。

最後の挨拶の時、春馬くんのように深くて長い長いお辞儀をしてくれていました。

とても可愛いひとでした。

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