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窮鼠はチーズの夢をみる

生まれた日のワインを、誕生日にプレゼント。
そして、また来年、送るからと。

この瞬間、この人はこうやって今まで来てたんだ。
って、急に底が見えた気がしてくる。

なんとなくだけど、その他の人と同じ扱いをされたって、それで喜ぶと思っているんだね。
って、悲観的に考えてしまう。

もし、これが、何も疑わずに素直に喜べる人だったら良かったのかなぁ〜
疑わないで済むような生き方をしてきたら、今と違う何かが手に入ったかなぁ〜
中途半端に歳を重ね過ぎたようだ。

このシーンを見て、なんか切なくなった。
今ヶ瀬の目が一瞬大きくなって、嬉しいのか?
来年なんてって思ったのか?

考えながら見ていた。
でも、その後からどんどん追い込み始めたから、やはり不安が募りだしたから、来年を信じていないのかなぁ〜が、大きくなった。

異性間であれ、同性間であれ、未来は簡単に口にして欲しくない。

明日を一緒に生きて欲しい。

生まれた年のワインより、明日も明後日も日常であるセブンスターを一箱投げて欲しいって私は思う。

タバコ吸わないけど。
映画を見て思う事。

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