ベーターカプセルで遊ぶ大人のお話
先日、ウルトラアイの紹介記事を書きましたが、去年１２月に届いたコレについて触れます。
憧れていた、代物
２０１６年に発売したものをアレンジし、５５周年バージョンとして再販された初代ウルトラマンの変身アイテム、ベーターカプセルです。
前バージョンは認知出来ておらず、気付いたらプレミア化し入手困難になっていました。価格は一万ちょっとですが、ネットで買おうとすると二万越え、といった状況だったのです。欲しいけど…と思っていたところに今回の再販。迷うことなく即決予約でしたね。ほぼ５年越しの願いが叶った瞬間です。やはり転売には手を出すべきではないですから。
単純にこの物だけで言えば５年という話ですが、もっと言うとこれだけ精巧なベーターカプセルを手に入れる…という観点でいえば子供の頃からの夢だった気がします、従って３０年以上の念願だったとさえ言えるんですね。一応、ベーターカプセルの玩具は昔から持っていたのがありますが…
ご覧の通り、形も色もまるで違います。ボタンを押して変身音が鳴るだけの仕様で、単純な変身遊びなら可能ですが劇中のベーターカプセルとは似ても似つかない。今となっては、ザラブ星人バージョン呼ばわりしています（笑）。ちなみに先日久しぶりに使ってみたら、壊れていました…。
充実の音声機能、流石のプレバン
今回のベーターカプセルは、変身音だけでも客演バージョンのパターンが複数入っており、他のウルトラ兄弟まで網羅していたりします。劇場版ウルトラマンＸの、紅い球が降りてくるところから始まるものもあり、「でもあの映画ってベーターカプセルは出てこないよな…」とか思ったのは野暮でしたね。ウルトラマンの掛け声と必殺技ＳＥが合計１０種類以上聴ける他、ＢＧＭが３曲、
・戦い ・空中戦 ・勝利
と、戦闘中の曲をおさえる格好で収録されています。これらはもちろん変身後に流すことが出来、本編の再現が可能です。
ウルトラキャッチリングの音は、最終回から録っているのでゼットンの鳴き声まで聞こえるのがポイントです（笑）。あの技、ゼットン戦でしか使っていませんがそれゆえに有名だったりしますね。子供心に「ウルトラマン何やってんだ…？」と思った「変な技」でもありますが。
大人向け玩具は「人生のご褒美」
仮面ライダーのＣＳＭシリーズやこのウルトラレプリカ、ある意味もう玩具とは呼べない「本物」を商品化するという企画が始まって数年、発売ペースもどんどん早くなっており、一定の市場を確立したのが伺えます。
価格もですが、ベルトなどは到底子供には巻けないもので完全に対象が大人な商品ですね。コンテンツが半世紀以上の歴史を築き、ファンの年齢層も誇張抜きに０～１００歳となってきたが故の「本物販売」なのだと思います。特撮ヒーローは子供向け番組、ではあるけれど大人も観るもの。という認識が一般的になってきた証左でしょう。
私が子供の頃には考えられない商品が、大人になってから実現し手元に来る。幸せな話ですが、大人になってもそれを「好き」でい続けた事へのご褒美なのではないか、という捉え方も出来ますよね。
先日、２０年来の友人に「本当に君は年を取らないな」と言われました（笑）。これは誉め言葉として受け取りましたが、その要因としてウルトラマンや仮面ライダーを好きな気持ちを持ち続けてる事が一つ、あるのではと思っています。なのでこれからも、誇りを持って「子供」で在り続けるつもりです。
そうして、今日も変身します！
プレバン＝変身屋さん
思えば私、プレミアムバンダイでは変身アイテムしか買っておりません。ＣＳＭアークル、ＣＳＭオルタリング、ウルトラバッジ、そして記事にした３種といったところです。
今更な感じですが、アークル、オルタリングのライダーベルトについても近々書こうかと思います。こちらもまた、素晴らしいものですので。
まぁ、実はプレバン、変身アイテム以外は特に欲しいと思えるものがないのが実情なのですが（苦笑）。
しかしその変身アイテムが一生ものなので、意義は大きいですね。
ともかく、ベーターカプセル。手に入って良かったです…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？