見出し画像

映画感想「映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」(Filmarksより)

一年ぶりとなったプリキュア映画。
共演のない単独作としては3年ぶり。

おいしーなタウンに突如出現した、お子様ランチを模した遊園地ドリーミア。
子供しか入れないというそこに足を踏み入れたゆい達、食べ物を象った楽しい空間だが…支配人ケットシーの真意が次第に見え始める…。

毎回プリキュア映画では敵キャラの背景がドラマチックで、ラストへの盛り上がりを作っていくが今作は少し毛色を変え、ゆいへの憧れから背伸びしようとするコメコメがドラマの中心。
よく「料理には作り手の心がこもるから美味い」という言葉があるが、それがこの作品に一貫したテーマだと実感できた。
プリキュアも20周年を前に、大きくなっても子供の心を持ち続けて楽しんで欲しいというメッセージも込められている気がする。

ラストの短編は少し無理矢理な先輩プリキュアの参加に笑ってしまったが、フワフワした雰囲気が夢のようでそれが狙いなら見事という他ない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?