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彼と過ごした半年間で見つけた気づきと課題

1月に運命の人とお付き合いを始めた。
そして6月に付き合ってから半年になった。

半年経ったら、少しずつ相手も自分も冷めていくもんだよという意見とは裏腹に、日に日に
「大好き」と「可愛い」
という言葉がお互い増えていっている。

私生活は順風満帆だ。
「同棲絶対反対!結婚をするまで実家を出てはいけません!」
このような古い考えの家庭だが、
「彼を近くで支えたいし、自分が結婚するためには実家を出て親から離れてからの経験がないと不安で結婚に向けて考えることができない、だから同棲を結婚前の試用期間だと思ってほしい」
そう両親に訴えて、
「あなたの人生だから好きなようにしなさい。」
と結婚前に一緒に住むことを了承してもらえた。

母は、それでも不安があった
「結婚する前に一緒に住んだら、いつまでもずるずると一緒に住んで結婚を先延ばしするんじゃないかしら」

その母の不安も彼に話して、
「同棲するからと言っても、結婚を先延ばしすることはない、すぐにプロポーズする」
と話している。

この半年間では様々な出来事が起こった。
最愛の人に出会えたのに、私は彼との世界から離れると相変わらずの波瀾万丈な人生を歩んでいた。

主に会社での話だ。
あまりに色々とあったので括約するが、6月の終わりにこの企業を退職し、今は彼の地元に引っ越すために何をしようかを悩む日々である。

けれど、私生活では安定的だったと言えども、小さな衝突があった。

何が原因かというと、彼の過去からの悩みであったりお金に関する悩みであったり、彼自身まだ22歳というまだ成長途中の段階で、たくさんの重圧や悩みを背負い生きてきて、その悩みがたまに火山活動が激しくなった時のように、不安が口から溢れ出てしまう。
私はその火山活動が激しくなり大噴火が起こらないようある種の巫女のように、祈りを込めて祈祷するかの如く彼に言葉を投げかけて安心させるのであった。

そして彼は私の言葉やアドバイスを受け入れて、それを行動に移してくれていた。

例えば、仕事のこと
彼は週6勤務が多い。そのせいで疲れてしまっている。稼ぐことに重きを置いているから、会社で与えられている休日も休むことなく働いていた。

けれど、
・疲れたことを会社の人に話してきっちり休むこと
・君は22歳なのに誰にも頼らず生きてきたことはすごいことだから、これからは辛くなったら周りの人を頼って
この二つを話して彼は休むことを決意して、今では適度な休息をとって仕事をしている。
会社の人も「休みを取らなくて心配だった。」と話してくれて、彼自身も「適度に休息を取ることは大切なことなんだ」と私に話して認識できた。



彼と過ごした半年という期間で彼と私の大きな違いがある。
それは、人をすぐに信用するか、人間不信かである。

「人は何をするかわからないから、そんなに人を信用しない方がいい」
これが彼の考えで私は
「裏切られたらそれはそれ、人のことはある程度信用しないといけない」
という教えのもとに生まれ育った。

これは生まれてからの環境の違いだと私は思う。
苦労をする家庭で生きてきた彼はそもそも人を信用する環境ではなかった。

という私にも家族しか信じることができない時代があった。
いや、家族のことを信じることができるから、私はまだいい方なのかもしれない。
けれど、私も32年間友人から騙されたり、陥れられたり、いじめられたりと多くの出来事があった。

特に悲しかったのが、高校時代の友達に呼ばれた結婚式があまりにもあなたは人数合わせで呼びましたというオーラが強かったのが悲しかった。

投資やマルチの勧誘なども受けてきた。結婚してからのマウントを取っていい思いをするための道具にも使われた。
どの子も信用に値する子だと思っていた。

「もう裏切られるくらいなら、人を信用しない方がいい」

そう思ってから、私は偽りの自分として生きていた。
人それぞれに対して接するキャラクターが私の中であった。まるで多重人格のように。
そのキャラクターをうまく使い分けて生きていたのが私の生き方であった。

それを変えたのが最近出会った友達と彼であった。

そして私は本来の自分に戻ることができた。
そして人を信用することと

「人間なんだから、何かしらの誘惑に負けて誰かを陥れることなんて多々ある。だから裏切っても仕方ない。そうなったらこの人との縁を切ればいいだけ。」

私の中でこの言葉があるから、より一層人に対して寛大になれたと思う。
だから人を信用して裏切られても気にならないのである。

それに信頼出来る家族がいる。
誰かに裏切られても家族がいるからそれでいいと思っている。

だからこそ、彼には人間不信を治してもらいたい。
けれど彼の強い人間不信の中、私のことを深く愛してくれていることは至極の喜びである。
私は彼が私のことを愛してくれている情熱と同じ温度で彼のことを愛している。
彼が私に心を開いた時は、嬉しくてたまらなかった。
私のアドバイスを素直に聞いてくれるのも、彼が私を信用しているからである。
そして、彼には私がいるから人に裏切られても大丈夫だと思ってほしい。

これからも彼のことを救うし、これから彼の人間不信を治していってどんどん彼に交友関係を広げてもらいたい。
人間不信である「人に対する怯え」から解放させたい。
そのために対話をして少しでも怯えを脱却するように努力する。

#上半期の振り返り

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